吉村順三に黒川紀章…日本を代表する建築家たちの名前がずらり!雨の日に行きたい建築がスゴイ博物館とは
好奇心をくすぐる専門的な展示や体験しながら学べるワークショップなど、1日中楽しめる博物館。子供の時に学校の校外学習などで行って以来、博物館に足を運んでいないという人も多いのではないでしょうか? 行く度に新たな発見や体験ができる博物館。さらに施設によっては日本を代表する建築家が設計を手がけているものも。建築そのものを楽しめる場所でもあり、大人こそが行くべき魅力が盛りだくさんです。 【写真集】大人から子供まで楽しめる!有名建築家が手掛けた全国の博物館まとめ【保存版】 特に建築が美しいものや展示空間に工夫が凝らされた博物館を全国から厳選。雨の日のおでかけ先に選んでみてはいかがでしょうか?
東京国立博物館〈片山東熊ほか〉/東京都
上野恩賜公園のなかにある東京国立博物館は、1872年に創設された日本最古かつ最大規模の博物館です。150年の歴史のなかで受け継がれてきた収蔵品は約12万点にも及び、うち国宝は89件、重要文化財は650件を擁します。 写真は最も歴史のある「表慶館」。初代本館を設計したジョサイア・コンドルの弟子である宮廷建築家・片山東熊が手掛けました。この他、重要文化財に指定された「本館(渡辺仁 設計)」、「東洋館(谷口吉郎 設計)」、「法隆寺宝物館(谷口吉生 設計)」、敷地外に「黒田記念館(岡田信一郎 設計)」、「平成館」の全部で6館の展示館があり、名だたる建築家による建築とともに、歴史ある貴重な展示物に出会うことができる、日本を代表する博物館です。 東京都台東区上野公園13-9
日本科学未来館〈日建設計〉/東京都
2001年に開館した日本科学未来館は、「未来は、かなえるものへ。」をスローガンに、科学技術を通して、さまざまなアプローチから一緒に未来を考えていく情報発信の場です。自然光と吹き抜けが開放的な空間が広がる7階建ての館内には、直径6メートルの球体にリアルな地球を映し出した「ジオ・コスモス」をはじめ、最先端の科学を広く紹介する展示ゾーン、ドーム型の映像シアター、体験しながら学べるエリアなどが充実しています。 2023年11月にはリニューアルが行われ、「ロボット」「地球環境」「老い」をテーマにした4つの常設展示がオープンしました。 東京都江東区青海2-3-6