「CPIショック」の株式市場で四季報「夏号」が要注目のワケ
止まりそうで止まらないアメリカの物価上昇。株式市場にも冷や水を浴びせる格好となった(写真:ブルームバーグ)
6月10日にアメリカ労働省が発表した5月CPI(消費者物価指数)は、株式市場の期待を裏切るものとなった。総合指数が前年同月比8.6%上昇。これは1981年10月以来、40年5カ月ぶりの上昇率だ。市場コンセンサスは前月並みの8.3%だったから、いわゆるネガティブサプライズとなった。 ガソリン価格が今月に入っても過去最高値を更新し続けるという、アメリカの厳しい物価状況を受けたもの。一部に期待があった「インフレはピークアウトした」なる観測は、これで一蹴されてしまったことになる。
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岩本 秀雄