東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024

(左から)柴原瑛菜とシゲムンド[画像/tennis365.net]

女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024（日本/東京、ハード、WTA500）は26日、ダブルス準決勝が行われ、柴原瑛菜/ L・シゲムンド（ドイツ）組が第3シードのS・ケニン（アメリカ）/ B・マテック=サンズ（アメリカ）組と対戦。第1セット途中でケニンが右足太ももの負傷のため棄権し、柴原/シゲムンド組が第1セット5－2の時点で勝利し決勝進出を果たした。 【 東レパンパシフィックオープン2024 組合せ】 柴原とシゲムンドは前週の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024（日本/大阪・モリタテニスセンター靱、ハード、WTA250）に出場。同大会でペアとして初優勝を飾り、今大会に臨んだ。 1回戦ではE・コチャレット（イタリア）/ V・トモワ（ブルガリア）組、準々決勝では第2シードのA・ムハンマド（アメリカ）/ D・シュース（オランダ）組を下して4強入りした柴原とシゲムンドのペアは準決勝、第5・第7ゲームでブレークに成功しゲームカウント5－2とリードする。この時点でケニンが同日行われたシングルス準決勝の終盤から痛めていた右足の太もものメディカルタイムアウトを要求し治療。そのままプレーを再開できず、涙の棄権となった。 勝利した柴原とシゲムンドは決勝で第1シードのG・ダブロウスキ（カナダ）/ E・ルートリフ（ニュージーランド）組と青山修子/ 穂積絵莉組のどちらかと対戦する。 また、ケニンは同日行われたシングルス準決勝で第9シードのK・ボールター（イギリス）をストレートで破って決勝に進出。明日27日の決勝で第1シードのジェン・チンウェン（中国）と対戦することが決まっている。