ベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」の生産1号車が完成! 創始者の誕生日にラインオフ…本社で永久保存される予定です
記念すべき生産1号車となるコンチネンタルGTスピードが完成
ベントレーは、4世代目の「コンチネンタルGTスピード」の1号車の製造が、創始者ウォルター・オーウェン・ベントレーの誕生日に合わせてクルーの「ドリームファクトリー」で完了したことを発表しました。この生産車1号車はベントレー本社の広報車として使用され、その後、ヘリテージコレクションに永久保存されることが決定しています。 【画像】最高出力は782馬力! トルマリングリーンに塗装したベントレー「コンチネンタルGTスピード」を見る(13枚)
ベントレーグリーンを現代的に解釈したトルマリングリーンに塗装
ベントレーモーターズは、生産1号車にあたる「コンチネンタルGTスピード」がベントレーの創始者であるウォルター・オーウェン・ベントレーの136回目となる誕生日に完了したことを発表した。 非公式の「水中スピード記録」とローンチ動画に登場した車と同じ仕様で、トルマリングリーンの外装にグラビティグレーとマンダリンの内装が施されている。このコンチネンタルGTスピードはベントレー本社の広報車としてしばらく使用された後にベントレーのヘリテージコレクションに加わり、永久に保存される予定だ。このクルマに続き、46億通りの仕様が選択可能な顧客向け車両が製造される。 コンチネンタルGTスピードの製造開始に際して、ベントレーの製造担当役員であるアンドレアス・レーヘ氏はこのように語っている。 「コンチネンタルGTスピードは、まさに真の傑作です。トルマリングリーンは、著名なベントレーグリーンを現代的に解釈したもので、社内の職人たちによってデザイン、塗装されました。 このクルマは製造過程で92もの組み立てを経ており、さらに私たちは内装デザインの限界に挑戦しました。3Dレザーの質感や現代的なキルティング、ダーククロームの仕上げなどクルーの職人たちはその技を存分に発揮し、すべてのディテールにおいて究極のラグジュアリーを表現しています」
日常でも使えるスーパーカーが誕生
コンチネンタルGTスピードは、コーチビルトの「バカラル」と「バトゥール」によって確立された新しいDNAを示す洗練されたモダンなディテールで、大幅なデザイン変更が行われている。 パフォーマンスは、新しい「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」によってもたらされる。4L V8エンジンと電動モーターが組み合わさり、合計で最高出力782ps、最大トルク1000Nmを発揮する。0-100km/h加速に要する時間は3.2秒で、電気モーターのみの走行距離は81km、総航続距離は859kmとなる。 この特別な車両は後にベントレーのヘリテージコレクションに加わる予定だが、このコレクションには世界最古のベントレーである1919年式の「EXP2」から最新車まで、105年にわたるベントレーの歴史を代表する45台のクルマが収められている。
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