【ジャパンC】チェルヴィニア95点 顔つきりりしく“初夏のまぶしい光沢”
◇鈴木康弘氏「達眼」馬体診断 ドウデュースが晩秋の深い輝きを放つなら、チェルヴィニアは初夏のまぶしい光沢にあふれています。一戦ごとに成長曲線を描く3歳牝馬。オークス時は美しい半面、鍛える余地を感じさせる馬体でしたが、秋華賞では臀部(でんぶ)の筋肉が厚みを増していた。今回は顔つきがりりしくなりました。目力も強くなった。 牡馬のプレッシャーをはね返せるとまでは言えませんが、萎縮せずに戦える精神力を身につけたのかもしれない。脚長で飛節の角度が浅め。背から腰、尻にかけてのつくりに余裕がある。典型的なステイヤー体形。距離適性ではドウデュースを上回ります。