月面に残してきた星条旗ってどうなっているの?
旗は真っ白になっていると思う
ちなみに、旗ですが、柄は消えて真っ白になってしまっているだろうとのこと。 使われた旗は、月面のシビアな環境に耐えうるだけの耐久性を兼ね備えていません。月は厚い大気や磁気圏がないので、宇宙放射線が常時降り注いでいる環境です。しかも、赤道付近だと昼は110度、夜は-170度と寒暖差もすさまじいんです。 普通に考えて立てた当時の姿を維持できているとは思えないでしょう(地球ですら黒いTシャツが外干しを繰り返すと色褪せていくのに)。 まぁ、実際にどうなっているのかは、再び人類が月面に降り立ったときにわかるはず。 米国が主導する国際月探査「アルテミス計画」では、日本人2人が2028年以降に着陸することになっているので、もしかしたらその方たちが報告してくれるかもしれませんね。 Source: IFLS , 月探査情報ステーション
中川真知子