長崎県内、Uターン本格化 分散傾向、5日にかけ混雑続く見込み
新年を古里で迎えた人のUターンラッシュが3日、長崎県内で本格化し、港や駅はスーツケースや土産袋を抱えた家族連れらで混雑した。曜日の並びの関係で分散傾向にあり、高速バスやJRは5日にかけ混雑が続く見込み。 長崎市の長崎港ターミナルは、離島からのUターン客らでにぎわった。九州商船によると、五島から長崎に向かうジェットフォイルは終日ほぼ満席。年末から五島市奈留町の実家で過ごした福岡市西区の会社員、松山挙之さん(41)は「帰省は約1年ぶり。子どもとアラカブを釣ったりして、リフレッシュできました」と笑顔で話した。 JR九州によると、西九州新幹線(長崎-武雄温泉)、特急リレーかもめ(武雄温泉-博多)、特急みどり(佐世保-博多)はいずれも日中の指定席が満席。4日も同様の状況が続く見通し。 長崎発博多行きの高速バス「九州号」も終日ほとんど満席。運行する九州急行バスは、臨時便を出して対応しているが、5日にかけ予約が取りづらい状況となっている。