1750万円ダウンで更改のDeNA・伊勢が来季先発転向「自分の投手としての価値を上げたい」
DeNA・伊勢が横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1750万円ダウンの年俸9250万円で更改。今季は上半身のコンディション不良で2カ月余り離脱したこともあり、中継ぎとして37試合登板で2勝3敗18ホールド、防御率3・62と不本意な成績だった。「それ(離脱期間)がダウンにつながったかなと思う。そこでインセンティブをつけてもらった」と納得のダウン更改で、来季は先発に転向することを明らかにした。 【写真】勝利の女神!DeNA主砲、美人モデル妻とラブラブショット 入団5年間で勝利の方程式の一人として通算100ホールドなど不動の地位を築いた右腕。クローザーへの思いを強くして望んだ今季だが「そんなに甘くなかった。自分が不在のとき(投げている)リリーフ陣を見て、彼らの方が魅力的に感じた。マウンドで100%出している。僕に欠けているところで、リリーバーとして面白さを感じなくなって、(打者を)圧倒できていなかった」。 そんな反省もあって、かねて抱いていた先発への思いを直訴し、認められた。ただ、球団には「(先発の)6枚目くらいならリリーフで使いたい」とくぎを刺され「東さん、ジャクソン、ケイに割っては入るようじゃないと先発はできないと思ってる。東さんと左と右で引っ張れるように」と固い決意を口にした。 プロ6年目への大英断。「自分の投手としての価値を上げたい。それが一番強い」。伊勢大明神は来季、先発として勝負をかける。