センバツ2024 星稜「勇気を届ける」/敦賀気比「感謝しプレー」 激励会・壮行式 /石川
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する星稜(石川)の激励会と敦賀気比(福井)の壮行式が11日、それぞれの学校で開かれ、選手に生徒らからエールが送られた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 2年ぶり16回目出場の星稜の激励会には約350人が参加。鍋谷正二校長は「正々堂々と白球を追う姿こそが真の高校球児の姿。その姿を一生懸命応援する生徒諸君と応援したい」と激励。生徒会長の角口博菜さん(2年)は「皆さんの活躍をうれしく、誇らしく感じている。日ごろの成果を発揮できるよう頑張ってください」と呼びかけた。 部員を代表してマイクを握った芦硲(あしさこ)晃太主将(2年)は「応援してくださる方に少しでも勇気や笑顔をお届けできるよう、最後のゲームセットの瞬間まで全力で戦い抜きます」と力強く誓った。 4年連続11回目出場の敦賀気比の壮行式では、センバツ旗が宮崎泰宏・毎日新聞福井支局長から古谷清和校長を経て、西口友翔主将(2年)に手渡された。宮崎支局長は「まもなく開業する北陸新幹線よりも輝いて、2度目の優勝旗を持ち帰ってください」と激励。古谷校長は「北信越5県で2枠という高いハードルの中で4年連続出場はすごいこと。昨年まではコロナ禍だったが、今年はたくさんの人で応援したい」と激励した。 西口主将は「甲子園で野球ができることに感謝し、自分たちのプレーをしたい」と抱負を述べた。 大会は18日に開幕し、星稜は第1日第2試合で田辺(和歌山)と対戦。敦賀気比は第2日の第2試合で明豊(大分)との初戦に臨む。【深尾昭寛、高橋隆輔】