【バレー】埼玉上尾・黒後愛「移籍して初めてのホームゲームでガチガチに緊張した」東レ・大崎琴未「連続でミスになってしまう普段負けるパターンが出た」V1女子会見
1月13日に埼玉県立武道館(埼玉県)で行われたバレーボールV1女子、埼玉上尾vs東レの試合後会見コメントをお届けする。
佐藤優花、黒後愛選手(埼玉上尾)
■埼玉上尾メディックス ●佐藤優花選手(アウトサイドヒッター) 今日の試合、チームとしてサーブでしっかり崩すことができて、向こうの攻撃の(アタック)決定率下げたというのもすごく良かったですし、逆にこっちのオフェンスもしっかり打ち切れたのが勝てた要因かなと思います。 ●黒後愛選手(オポジット) 今日の試合はホームゲームということで、本当にしっかり勝ちたいという気持ちが強かったですが、東レさんはライト側の攻撃がすごく強いチームなので、それに対してのブロックディフェンスがしっかりできたからこそ、勝ちきれたのかなっていう風に思います。 ――2人に。自身とチームのサーブの評価について。 佐藤:自分自身のサーブはあまり良くありませんでした。チームとして狙うコース、人、場所、前後で、相手が崩れたのが良かったです。 黒後:自分自身はリベロに触らせる場面は少なく打てたと思います。 チーム全体としてはスバル(佐藤選手)さんもおっしゃっていたんですけど、前後の揺さぶりや人に打つではなく、いないところにしっかりと打てたと思います。 ――黒後選手に。埼玉上尾に移籍して初めてのホームゲームでスターターとして出場したが。 黒後:緊張がありました。結構ガチガチです。 見えないとよく言われますが、自分の中ではいろいろな思いというか、相手も(前所属チームの)東レさんということで考えるところがありました。 上尾のチームの雰囲気や、試合の入り方というところに凄く救われている部分はあります。 ――オポジットも含めレセプションをする、途中でレシーバーとして岩澤(実育)選手が入るなどレセプションをする際にいろいろなパターンがあるが? 黒後:そこに対して苦手意識や不安に思う要素は正直なくて、自分自身もいろんなことにトライしたいという気持ちなので、チャレンジしていこうという気持ちでいます。 ――前衛のときにブロックチェンジ(※)をしていたが。 黒後:東レさんのオポジットの(ヌワカロール)選手は打点が高かったので、(ブロック)チェンジしてレフトをやってみようということで、今回初めてそういうパターンでやりました。 プレーをしていて違和感は特にはなかったです。 ――春の高校バレーの決勝戦で佐藤選手の出身校の就実と黒後選手の出身校の下北沢成徳が決勝で戦う形になったがチームの中で話題になるのか? 佐藤:話はしなかったです。 黒後:(下北沢成徳出身の)(岩崎)こよみさんとは試合結果だとか気にしながらちょこちょこ話をしていました。 ――後輩の活躍は刺激になるか? 佐藤:決勝はテレビで見ていました。姿勢やバレーに対する気持ちが凄く前面に出ているので、そういうところは忘れてはいけないと思います。 卒業し結構時間も経っていますが、そこは絶対バレーをしている上で忘れてはいけないところだなと思います。 黒後:高校3年間という限られた時間の中で試合に臨むという気持ちがコートの中でのこの熱さに繋がっているのかなと思います。 その熱さを自分たちも1試合1試合で出していけたらなという風に思います。 ※通常オポジットは相手のレフト側を守るがライトの側を守るように入れ替えをする。その際の攻撃はライトからではなくレフトからになる。