【2024僅差の選挙】35選挙が10票差以内!1票差以内、同数でくじ引きも…
選挙ドットコムでは日本全国の選挙管理委員会(以下、選管)から選挙情報を入手しデータベースとして集約・掲載しています。 今回は、選挙ドットコムが情報を収集することのできた2024年の全国704選挙(衆議院選挙:1、衆議院補選:1、参議院補選:1、首長選挙:388、議会議員選挙:179、議会議員補欠選挙:124、議会議員再選挙:10)のうち、僅差で当落がわかれた選挙をまとめてご紹介します(記事中データで特に注釈がないものは全て選挙ドットコム調べ)。 ※同じ日に複数選挙区で行われた選挙は1つにまとめています。例えば東京都議会議員補欠選挙で同じ日に9選挙区で行われている場合は1つとカウントしています。
約5%は10票差以内で当落が決まる! 1票差以内、同数だった選挙も!
2024年に行われた選挙のうち、10票以内の差で最下位当選者と次点で落選した候補者が決まった選挙は35。今年に行われた選挙の約5%にのぼります。 その中で得票同数でくじ引きとなった選挙は1件、1票差で当落が決まった選挙は2件でした。
得票数が同じだったためくじ引きで当落が決まった選挙(0票差):1
2月18日投票・青森県板柳町議会議員選挙 最後の1枠を争う葛西ゆきお氏とまつもり俊逸氏が344票で並び、くじ引きで葛西ゆきお氏が最下位当選となりました。 公職選挙法では、選挙において得票数が同じ場合はくじ引きで決着をつけると定められています。 くじ引きのやり方など詳しいルールは、関連記事『「タナカヒロカズ」さんがギネス更新!複数の田中さんが立候補したら「田中」票はどうなる!?』で説明していますので、ぜひご覧ください。
1票差以内で当落が分かれた選挙:3
10月27日投票・愛媛県東温市議会議員選挙 最下位当選の小島建三氏が483票、次点の野口りゅう氏が482.680票となり、0.32票差で当落が分かれました。
11月17日投票・愛媛県四国中央市議会議員選挙 最下位当選の真鍋としのり氏が934.006票、次点のいばらぎあつし氏が933.463票となり、0.543票差で当落が分かれました。