注目が集まる<ゴールド投資>。25年弱で価格が9倍に…今後も値上がりは続くのか
◆ゴールドと株の違い では実際に、ゴールドがどれだけ安定感があったのか。下の図を見てみましょう。 2008年に起きた世界的経済危機「リーマンショック」の際は、S&P500は価格が回復するまでに約5年かかっています。また、記憶に新しい2020年の「コロナショック」では、約半年ほどで株価が回復しました。 それに対してゴールドは、リーマンショックでは約1年で以前の水準に戻り、その後急騰し2011年には2倍まで上がりました。 コロナショックでは、ゴールドは約1ヶ月で価格が回復。しかも半年後には、暴落前よりも2割ほど値上がりもしました。 このようにゴールドも下落はするものの、株に比べて復活が早かった傾向がわかっております。 ※本稿は、『投資への不安や抵抗が面白いほど消える本: 投資詐欺被害、貯金ゼロ、無職、離婚ありの「お金超恐怖症」の貧乏ママだった私でも今は純資産1億に到達!』(Gakken)の一部を再編集したものです。
櫻井かすみ