高校生が市長に政策提言「リバースメンター」時事ユーチューバー・たかまつななさんも一役
RKB毎日放送
今、企業や団体などでは知識や経験の豊かな先輩が後輩を指導・サポートする「メンター制度」だけではなく、先輩が後輩に教えを請う「リバースメンター制度」の導入が広がっています。 【写真で見る】高校生が市長に政策提言 この制度を採り入れた福岡県古賀市で市長に助言をするのは高校生です。 多様性の尊重が強く求められる中、従来の価値観を超えた助言が期待されています。 ■高校生が市長に助言!?「リバースメンター」全国2例目 福岡県古賀市 田辺一城 市長 「僕には生まれて来ない、そんな政策が必ず生まれると大いに期待していますので、そして出てきた政策は本当に実行します。」 福岡県古賀市の田辺一城市長の「リバースメンター」を委嘱された4人の高校生。 古賀市に住む、もしくは市内の高校に通う生徒たちで、高校生の目線で感じる問題点や実現したい政策について、これから市長に助言をしていきます。 古賀市によると、高校生が自治体トップの「リバースメンター」に就任するのは、群馬県に続き全国で2例目だということです。 ■市長「大人からは出てこない意見」 九産大九州高校2年 明石真歩さん 「私が提言する内容はヤングケアラーと教育支援についてです。」 就任初日の意見交換会では、早速、高校生たちが感じる問題点や望んでいる政策が市長に投げかけられました。 玄界高校1年 大塚愛月さん 「自転車と歩行者が通る道をきっちりと分けて作っていただきたいと思いました。」 玄界高校1年 安川和祈さん 「挨拶についてですが、今年の春休みに小学生が立哨している方々に挨拶をしないということが多くて。」 福岡県古賀市 田辺一城 市長 「挨拶もいいね、これは大人からは出てこないですよね。挨拶運動」 ■時事ユーチューバーも一役若い世代に政治参加を訴え 古賀市での高校生の政治参加に一役買っているのが、時事ユーチューバー、お笑いジャーナリストとして活動するたかまつななさんです。 古賀市は、今年度、約300万円を投入して「高校生未来プロジェクト」事業をたかまつななさんが起業した「笑下村塾」に委託しました。
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