嵐・櫻井翔 小倉智昭さんとの思い出を語る「僕たちが階段を昇って行く様子を近くでずっと見守って下さっていました」
全ていまも大切に使っています。
僕たちからは、OGU-3というロゴを入れたものを毎年プレゼントしていました。
ある年はジャージ。ある年はブランケット。
誕生日プレゼントを渡し合うのが、恒例になっていました。
個人的には、ずっとメールでのやり取りをしていました。ドラマの感想や、雑誌に寄稿した文章の感想を下さっていました。
〝会いたいね〟
〝みんなに会いたいけど、もう少しリハビリやってからにします〟
そんなやり取りはしていましたが、〝いつか会おう〟と思ったまま、お会い出来ていませんでした。
今年の夏、友人から送られてきたオグさんの記事がありました。
「若いうちにやれることがあったらやったほうがいい。老後にやろうと思っていても、老後になるとできないことがあまりにも多すぎる」という内容でした。
この記事読みましたよー。と連絡しようと思ったまま、出来ていませんでした。やろうと思ったことをそのままにして、今日になってしまいました。
昨日の晩、news zeroの放送を終えて帰宅後、寝る直前にスマホを見ると、オグさんの訃報が目に触れた気がしました。チラッとだけ見て、ほとんど見ないようにして、寝ることにしました。〝起きたらあれは夢だった〟となる気がして。
起きたら、スマホにはオグさんのニュースが溢れていました。テレビをつけたら、フジテレビで特集が組まれていました。
オグさんの訃報は現実でした。
悲しさと、お会い出来ていなかった後悔で、正直、いまはあまり向き合えていません。
オグさん
よちよち歩きだった嵐を、温かく見守り続けて下さってありがとうございました。
SNSでは、嵐ファンの皆さんが〝オグさん〟への感謝の言葉を伝えていますよ。
こんな言葉を、昨日までにお伝えしていれば…。そんな気持ちでいっぱいです。
「嵐の宿題くん、はじまるよー!」
「バカだなーお前ら」
いまもそのままに鳴り響く声を胸に。
心からの感謝を込めて。お悔やみ申し上げます。
櫻井翔(嵐)