【小倉2歳S・耳より】小柄でも「気が強くて根性もある」 アブキールベイは距離適性を探る一戦
[GⅢ小倉2歳ステークス=2024年9月1日(日曜)2歳、中京競馬場・芝1200メートル] アブキールベイ(牝2・坂口)は福島芝1200メートルの舞台でデビュー。最終週の荒れた馬場をものともしない力強い伸び脚(上がり最速35秒0)で初陣を飾った。 坂口助手が「先団にとりついて優等生な競馬。初戦の内容としてはいいものだったと思います」と納得の表情で語る。 前走時の馬体重は412キロと小柄だが、数字以上に体を大きく見せる馬だという。「気が強くて根性もあるので、馬群の中に入ってごちゃごちゃした競馬になっても苦にしなさそう」と素質を評価する。気性面は申し分がないだけに、体重維持が今回の課題となる。 「乗っている感じだと1400メートルから1600メートルくらいまでは延びてもいいかなと思います」と同助手。今回の結果によっては、今後の選択肢も大いに広がりそうだ。
東スポ競馬編集部