【写真：Getty Images】

　ラ・リーガのレアル・ソシエダがジャパンツアーで来日し、29日に東京ヴェルディと親善試合を戦った。日本代表MF久保建英らが先発起用されたこの試合に、レアル・ソシエダが2-0で勝利している。この一戦のあと、ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督がインタビューに応じた。 　同氏は「東京ヴェルディのような歴史のあるクラブと試合ができてよかったです」と語り、相手チームへのリスペクトを表明した。そして「前半は難しかった」と前置きした上で、「ソシエダはボールを保持しつつ、ロストも抑えながらプレーできたと思います」と手応えを口にしている。 　また、同氏は久保の人気について「本当にタケをみなさんが快く受け入れてくれました。チーム自体を日本の人たちが受け入れてくれたことを嬉しく思いますし、みなさんの愛を感じました」と語り、国立競技場の雰囲気を好意的に捉えた。 　スタジアムにはソシエダのユニフォームを着たファンの姿も多く、イマノル監督はそれについて「サプライズでした。ここでプレーできたことは光栄です」と日本のファンに対し感謝の言葉を述べた。 　なお、後半開始直後にピッチを退いた久保のコンディションについて聞かれると、「タケに限らず、他の選手もコンディションで難しいところがあったと思います。少しタケがハムをおさえていたのはそれもありますが、心配してくれてありがとうございます」と答えている。 （取材：加藤健一、構成：編集部）