ラン活、みんないつから始めてる?進めるコツは【先輩保護者の体験談】
お子さまが年中になったころから「ラン活どうする?」との話題も耳にするのではないでしょうか。年々早期傾向にあるというラン活。気になる開始時期やうまく進めるコツなどについて、ラン活を経験された全国の保護者のかたから寄せられたアンケートの声と共にご紹介します(※1)。
ラン活とは?
ラン活とは、ランドセル活動を略した言葉。お子さまの小学校入学にあたって、保護者のかたが行うランドセル購入のための一連の活動のことを指し、カタログを取り寄せる、展示会に行く、ランドセルのメーカー・ブランドを決める、試着をするといったことが含まれます。 最近では、人気の工房やメーカーのランドセルは、発売後すぐに売り切れてしまうことも。そのため、事前の情報収集なども活発化し、ラン活そのものが早期化傾向にあります。早期に完売するのは一部の商品やメーカーに限られるので、やみくもに焦る必要はありませんが、お子さまが気に入るランドセルを購入してあげられるとよいですね。
ラン活はいつから始める? 先輩保護者の意見は
ラン活を始めた時期について、現在小学1年生または小学2年生のお子さまがいる110名の保護者のかたから回答いただいた結果は上の円グラフのとおり。1位は「年長の4~6月」で42%。2位は「年長の7~9月」で19%。全体の61%が年長の春以降の4~9月という結果となりました。 また、続いて「年中の4~6月」「年中の1~3月」と回答したかたも10%ずついて、人によりかなり早くから準備していることがわかります。
ラン活では何をする? スケジュールは?
ラン活の内容とスケジュールの目安をご紹介します。ここでご紹介するスケジュールは、人気の工房やメーカーのものを選ぶケースとなっています。手に入れやすいものを選ぶ際には、この限りではありませんので焦って早めに動き出さなくても大丈夫です。 【●年中の夏ごろ:カタログの申し込み】 カタログの申し込み開始時期は、工房やブランドによって異なります。ホームページやSNSなどで確認しましょう。 【●年中の12月ごろ:カタログ送付スタート】 【●年中の1月~年長のGWごろ:展示会】 早いところでは年中の1月ごろから展示会が始まります。展示会で試着のうえ、購入予約を行うことも。展示会は、3月ごろにはピークを迎えGWごろまでには終了することが多いもの。予約制であることが多いため、忘れないようにしましょう。 早期に購入すると割引が受けられるブランドもあります。 いきなり展示会に行っても、お子さまや保護者のかたの希望や条件がはっきりしていないと迷うばかりで選びづらくなってしまいます。カタログを見ながら、親子で色やデザイン、重さなど、どんなものがいいか、また優先順位はどうするかを話し合えるといいですね。 なお、先輩保護者からはラン活全体の進め方について次のような声が寄せられています。 ●「年中の秋をすぎたら早めにカタログを取り寄せ、子どもの意見を聞く。色やデザインは子どもの意見を尊重し、素材や重さは親が決める。3社くらいに絞って、年中の春休みに実際に見に行く(見に行った人限定割引等もあるので、それもうまく使う)。GWまでに購入。コレと決めたあとは、ランドセルのCMを見せないようにがんばりました(気が変わらないように)」(第一子のお子さまが小学4年生の保護者) お子さまの希望や意見を聞いたうえで、ある程度まで保護者のかたが絞り込むとうまく進められそうですね。