秋に植えるのが◎なヒヤシンス|美しく開花させるためのアドバイス、水栽培や株分け方法を紹介!
株分けは可能?
混み合ってきたら、株分けをしましょう。葉が枯れるのを待ち、株全体を掘り起こします。球根の底周辺についている子球を見つけ、指でやさしく引き剥がしてください。それを、別の場所に植えます。 ひとつ注意しなければいけないのは、子球は大きく育たないということ。 新しい球根を買い、育てる方がはるかにお手軽です。フルサイズの球根であれば、早く満足のいく結果を得ることができます。
水耕栽培(水栽培)はできる?
ヒヤシンスは、水耕栽培にもっとも向いた球根植物の1つ。冷却された球根を(球根の下に水をためられる)ヒヤシンス専用の花瓶に入れましょう。 根が成長するまでは暗い場所に置き、その後日なたに移動してください。およそ8週間後には、花が咲くはずです。
美しく開花させるには?
ヒヤシンスはお手入れが簡単で、特別なケアは必要ありません。寒冷地でも、保護カバーを敷くなどすると安心して冬を越せます。 ただし、もっとも大切なのは、日当たりのいい場所で育てること。毎日6時間以上、太陽光を直接浴びられるように環境を整えてあげてください。 暖かい地域にお住まいの場合、球根を十分に冷却する期間を設けないとヒアシンスは開花しないので、その点をご注意ください。
鉢植えは可能?
ヒヤシンスは屋外での鉢植えには向きません。温度の変化が激しく、「凍結して溶ける」というサイクルを繰り返してしまうためです。 球根には悪影響でしかないので、鉢植えでは開花を迎えないことが多いことを覚えておいてください。 それでも試してみたい場合は、球根が凍らないような(とはいえ暖房は効いていない)ガレージに置きましょう。芽が出てきたら、屋外に出して構いません。 他には、鉢に植え、冬の間は鉢ごと土に埋めてしまうというやり方も。春に発芽し始めたら鉢を取り出し、お好きな場所に置いてください。
ペットには有毒?
アメリカ動物虐待防止協会によると、ヒヤシンスの球根と葉は、ペットにとって有毒。体内には取り込まないようにしましょう。 ペットがヒヤシンスの一部を食べたと思われる場合、特に球根は葉よりも有毒なアルカロイドを多く含むので、至急かかりつけの獣医に連絡してください。緊急事態です。 これに加え、人間でも球根を触ることにより、皮膚炎を発症することがあります。 ヒヤシンスのお手入れや植え付けを行う際は、手袋をつけましょう。 ※本記事は、Country Livingからの翻訳をもとに、モダンリビング デジタルが編集して掲載しています。