秋に植えるのが◎なヒヤシンス|美しく開花させるためのアドバイス、水栽培や株分け方法を紹介!
水やり
水やりに関しては、通常の降水程度で十分です。ただし、植え付け直後には水やりをして根の生育を助けましょう。
土壌
水はけのいい土を好み、湿っぽい場所は苦手。球根が腐ってしまうためです。また、さまざまなpHレベルに対応します。
温度
ヒヤシンスを春に開花させるには、球根を5度以下の温度で12週から14週ほど保存しなければいけません。この植物が暖かい地域に向かない原因は、ここにあります。 花や苗を生産・販売する店のなかには、そういった地域でも球根を植え、美しい花々を楽しめるよう、あらかじめ冷却した球根を扱っているところもあります。 ただし、この場合は多年草ではなく、一年草となるので、ご注意ください。
肥料
球根の生産者の多くは、植え付けの際に肥料を与えることをすすめません。根の成長を妨げるためです。 お望みであれば、春先に粒状の肥料を与えることは可能です。
ヒヤシンスの品種
・ジャン・ボス:昔から人気の品種で、大きく鮮やかなホットピンクの花が花茎を埋め尽くします。 ・ブルージャケット:白く縁取りされたゴージャスな青紫の花を咲かせる、(通常より生育を早める)促成栽培に向いた品種です。 ・ウッドストック:赤紫色の花から濃密な香りが放たれます。 ・アイオリス:他の品種より一足先に、真っ白な花を咲かせます。 ・イエローストーン:他には見られないようなクリーミーな黄色に染まった大きな頭状花が特徴的です。
枯れた花は摘み取るべき?
はい。ヒヤシンスに剪定は必要ありませんが、枯れた花は摘み取った方がよいですね。花の色があせたと思ったら、切り取ってしまいましょう。 枯れた花を摘むことは、種をつくるためではなく、エネルギーを根に集中して送るために必要。葉に関しては、自然に色あせて落ちるのを待ちましょう。 葉は、植物にとって将来の肥料となるため、早々に取り去ってしまうと翌年の花の美しさに影響を与えてしまいます。