ドジャース・大谷翔平の第1打席は初球を中飛 とらえたかと思われたが中堅深くでジャッジのグラブに…
ワールドシリーズ第1戦(ドジャース―ヤンキース、25日、ロサンゼルス)米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)がドジャースタジアムで開幕した。ドジャース・大谷翔平投手(30)は「1番・DH」で出場し、一回の第1打席は中飛だった。ヤンキース先発コールの初球95・8マイル(約154・1キロ)直球を捉えたかと思われたが、中堅深くでジャッジのグラブに収まった。 【写真】ドジャース・大谷翔平、愛犬のデコピンWS観戦に「体調がよければくると思う」 前日24日の取材で大谷は「いよいよ始まるな、という気持ち。独特な雰囲気でどれだけ冷静に自分の打席が送れるか。1年の集大成として、自分自身の野球人生の1つとしても大きなものかなと思います」と、自身初となるWSでのプレーを見据えていた。 試合前には投手リハビリの一環となるキャッチボールを実施。昨年9月に右肘手術を受けて以降、最長となる80メートルの遠投を披露した。その後は距離を縮め、平地ながら座った捕手にマスクをかぶらせ10球程度、強度ある球を投じた。グラブは普段使用する投手用ではなくニューバランス社製のキャッチャーミットだった。終了後にはキャッチボールで使用した球をねだる観客席のファンを煽るなど上機嫌だった。