「レモンじゃカー」活用した食育イベント開始、レモンの価値を広く訴求/ポッカサッポロフード&ビバレッジ
ポッカサッポロフード&ビバレッジは5月16日、同社のレモン公式キャラクター「レモンじゃ」をデザインした「レモンじゃカー」を活用したレモン食育イベントを開始した。同日には本社を構える恵比寿ガーデンプレイスでお披露目会を開催し、ポッカサッポロレモンアンバサダーの杉谷拳士さんも参加した。 各地で開催する食育イベントでは、レモンの健康価値を伝える「レモンじゃ紙芝居」や、紙芝居でも紹介するレシピ「レモンラッシー」の試飲に加え、「レモンじゃ」の着ぐるみとの記念撮影などを行う予定。今年は東京・大阪・名古屋の量販店やイベント会場のスペースを中心に、月2回ほど食育イベントを目標に開催する予定で、来年以降はエリア拡大を検討するという。
今回の取り組みについて同社マーケティング本部ブランドマネジメント部宣伝販促グループの本谷宜久グループリーダーは次のように語る。「紙芝居にすることで、説明口調になってしまう内容を分かりやすくしました。消費者とリアルに接触し、体験を通じて共感してもらうことが重要だと考えています」。 「レモンじゃカー」のデザインは、イベントで親子からの人気が高い「レモンじゃ」を全面にあしらい、背面には瀬戸内海のレモン畑の中から「レモンじゃ」を探して楽しむイラストを採用するなど、遊び心のあるデザインとした。
「レモンじゃカー」のお披露目会で杉谷さんは、「子どもの健康づくりに役立つ活動を行うことで、全国の子どもたちが健康に育ってほしい」と話した。 ポッカサッポロフード&ビバレッジは、「ポッカサッポロの食育方針」を掲げてレモンの健康価値を啓発・訴求している。中でもクエン酸が持つ「疲労軽減」「骨の健康」「減塩」といった価値の訴求に注力する。同社常務執行役員の簗瀬尊弘マーケティング本部長は、「レモンが持つ健康機能を、より多くの人に知ってもらい、食を通じて消費者の健康に貢献していきたい」としている。
食品産業新聞社
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