自分自身の生誕年と同じ年式のバイクを所有したい!! 同い年のバイク=スーパーカブと生きるバイクライフVol.1
エンジンは無事に始動、しかし……
エンジン始動すると、スムーズにアイドリングしてピストン周辺のメカノイズは少なくなりました。空吹かししても、以前のようにおびただしい白煙を吹き出すことはありません。しかし、エンジンが温まった頃、やや強めに空吹かしすると、ごく薄くではあるものの、白煙が吹き出しているようです。バルブガイドがシリンダーヘッド一体の鋳鉄製だから、ガイド交換はしなかったのですが、そのあたりが影響して、白煙が現れるのかも知れないです……。
いまひとつ納得できないまま日々過ごしていたときに、何気なく見たのがフレームナンバーの頭文字。C100の場合は、大量生産以降、頭文字がアルファベットになっていて、その文字である程度の生産年がわかる資料がスーパーカブの資料本に出ていたことを思い出しました。 調べるてみると、譲渡車両と引き換えで積んできたスーパーカブC100は、昭和39年型だと判明。だったらスーパーカブC100の昭和37年型(1962年型)は、アルファベットの頭文字がどのあたりなのか……いくつかの資料を参考に、おおよそのアルファベット文字を導き出し、メモして免許証入れに差し込んでおきました。 数年後、お宝さがし&見学へ行った部品交換会では、C100を見つけてはフレームナンバーを確認しました。最初に見つけた同い年は、欠品部品が多く、レストアするには部品探しが大変だと判断してパス。2台目は、カスタムされていてリヤフェンダーが切り取られていました。そして捜索4年目ぐらいに見つけた個体が、今まさに所有している1962年生産モデルです。「お前が先か、おれが先か……」白煙を吹かず元気良く走れるように、きっちり仕上げてあげようと思います~♪
たぐちかつみ