広島・九里「順調」、120球 繊細な歩幅の感覚に手応え
1球ごとに気合の入った声が響いた。広島の九里が15日、沖縄県沖縄市で始まった2次キャンプでブルペン入りし、120球の投げ込み。宮崎・日南キャンプから通じて最多の球数に「増えてもそんなに(球の質が)落ちた感じはなかった。順調にきている」と納得の表情だった。 8勝8敗だった昨季終了後に行った動作解析で、投球時に踏み出す歩幅を狭くした方がより強い力を出せることを確認。試行錯誤を重ねた結果、プレートから「5足と4分の3」の幅がしっくりきたという。「6足だと上半身の開きが早くなるし、5足半は上半身の突っ込みが早くなる」と繊細な感覚を説明した。