コメ不足解消まで“残り2週間” 残り約40回分の食事をどう乗り切る?直売サイトの米の売上は12倍増! 高級米は完売! そうめんなど“置き換え”レシピの検索急増... 農水省「新米を焦らず待ってほしい」
半数以上が“コメが買えない”を経験
中京テレビ「キャッチ!」では公式LINEにて、コメの入手に関するアンケートを実施。『最近、“コメが買えない”経験しましたか?』という質問に対して、回答者852人中、449人が「はい」を選択。 コメを買えなかった人のコメントには、「お米売り場がふりかけやカップ麺売り場に。3店舗回りましたがなかったので、パックご飯を買いました」、スーパー勤務の女性からは「休憩時間まで店内のものを購入できないので、開店と同時に売り切れるコメは買うことができません」という回答が寄せられました。 しかし、この苦労も“残り2週間”。米農家では今年は、例年通り新米の収穫が見込まれており、米どころの新潟や秋田などでは、今週末から本格的な稲刈りが始まり、農家から流通するなかで、消費者に届くまで、あと約2週間といわれています。
中京テレビ「キャッチ!」が訪れたのは、明後日から新米の収穫シーズンに入る岐阜県白川村。この村で、毎年10トンほどの新米を収穫する『大田ファーム』を取材しました。「今年は天候に恵まれて、とても良いと思います」と話すのは、『大田ファーム』の大田剛之さん。全国の品評会で、何度も金賞を受賞しています。
「だいたい3分の1が直売・ネット販売とか。あと3分の2はJAとかに出荷」と米の出荷状況を教えてくれた大田さん。実は、こちらの農家では、約4年前から農家と消費者をつなぐ産直通販サイト『食べチョク』で米を販売。
今年の新米も収穫前から予約が盛況で、大田さんは「8月の頭から予約を受け付け始めて。もう結構(予約が)入ってまして、終わりかけになってきてます」と明かします。 店頭におけるコメの品薄が顕著になったこの1か月。今年7月~8月、『食べチョク』によると、同サイトの新規登録者数が去年の同じ時期に比べて4割増加。米の売り上げは、12倍にも増えたといいます。