スプーンはどう入れていますか?食洗機を使うときにやってはいけない7つのNG
食洗機は、キッチン家電のなかでも群を抜いた働き者。機種によっては16人分の食器を一度に洗えるものもあり、しかも手洗いに比べて水も節約できるなど、今や日常生活において欠かすことのできない存在です。 けれど、これだけ身近であるのにも関わらず、正しいやり方で食洗機を使っている人は多くありません。これを続けていると、本来の性能を発揮できないばかりか、製品寿命を縮めてしまう可能だってあります。そんな事態を招きたくないのなら、ここで挙げる7つの悪習慣は何としても避けましょう。逆に取り入れてほしい習慣も紹介しますので、合わせてチェックしてみてください。 【写真集】食洗機を使うときにやってはいけない7つのNG
1 容量いっぱいまで食器を入れない
確かに、食洗機は手洗いに比べて水や時間、お金を節約してくれます。けれど、容量いっぱいまで食器を入れていないと、その効率のよさを生かしきれません。実際、長期的にみるとその分食洗機を稼働させる回数が増え、コストがかかります。 おすすめは、上下段を食器で満たしてから起動すること。1段分しかない場合には、「少量」モードがあればそれを選ぶことで、水も電力も節約することができます。 ただし、入れすぎにも要注意。お皿やボウル、カトラリーを過剰に詰め込んでしまうと、すすぎにムラが出てしまい、もう1回すべて洗い直すことに…。無駄が多い結果になってしまうというわけです。
2 刃の鋭いものを入れる
食洗機が対応できる意外なものがある一方で、相性の悪い調理器具も。包丁やおろし器など刃の鋭いものは避けてください。食洗機内のプラスチック製ラックのコーティングを傷つけてしまう恐れがあるからです。錆の原因にもなります。 そもそも、鋭さを保たなければいけない器具は、食洗機には向きません。洗剤は摩耗を促すからです。それに、特にチーズグラインダーなど、複雑にデザインされたものの汚れも、完全には落とせません。
3 スプーン同士を密着させてしまう
カトラリー・トレイやバスケットをお使いですか?そうだとしても、カトラリー同士を重ねた状態で食洗機に入れることは、水の流れを妨げ、特にスプーンの"つぼ"部分に汚れをため込んでしまいます。 これには簡単な解決法があるので、覚えておきましょう。スプーンを入れる際、つぼの位置を互い違いにしてください。つまり、トレイの場合は左右、バスケットの場合は上下、交互に置くのです。