スズキが22年ぶりに「鈴鹿8耐」に帰ってきた!「カーボンニュートラル」で臨んだワークスチームの気になる結果は…?
来シーズンの活躍にも期待!
2024年5月に実車でのテストを開始。鈴鹿を走るのに問題ないレベルまで社内で仕上げ、6月の公式テストで初めて鈴鹿で走行をした。今回、8耐ライダーとしてチームに合流した生形秀之選手に話を聞くことができた。実際に事前に走行をしたのは、鈴鹿で行われた合同公式テストのみとなる。 「もちろんキャラクターの違いはありますが、大きな問題もなく、違和感なく走れました。本番のレースウィークになっても、細かなところで気になる点はいくつかあるけれど、きちんとまとまっていました。きっちり8時間を走り切って結果を残すだけでなく、来年に向けて、次はもっとトライをしていこうという話もあります。このチャレンジがさらに成功していくことを期待しています。自分としても、今回この新しいチャレンジに少しでも関わることができたことをうれしく思っています」(生形選手) 続けて田中氏は次のようにコメント。 「われわれは高いレベルでの負荷をかけたうえでサステナブルアイテムの検証をして、それらをフィードバックしていくという技術開発をしています。セッティングが決め切れていない部分もあるのですが、時間を掛ければもう少し詰められるところだと思います。それは今後の課題ですね。順位を狙っているプロジェクトではないのだけれど、遅く走っても仕方ない。自分たちのポテンシャルはどのくらいか? というところを結果で出したいですね」 その結果は総合8位であった。 続けて佐原氏は話す。 「このプロジェクトは今回の1回で終わる話ではないですからね。課題を抽出して、克服して、さらに検証していかなければならない。サステナブルな割合ももっと高めていかねばならないですからね」 今後もこのサステナブルなモータースポーツ活動を注視していきたい。
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