【ブエルタ・ア・エスパーニャ2024 レースレポート:第1ステージ】マクナルティ、スペシャリストの頂点に立つ。「なにかクレイジーなことが起こった」総合勢はログリッチが負傷からの復帰をアピール
リドル・トレックで今回「唯一絶対のエース」を任されたマティアス・スケルモースは、ログリッチに対してわずか3秒しか失わず、5月のジロでは新人賞ジャージを持ち帰ったアントニオ・ティベーリも、10秒遅れと上々の滑り出し。エンリク・マスは22秒差、リチャル・カラパスは23秒差と、被害を最小限に食い止めた。
一方でイネオスの若きエース、カルロス・ロドリゲスは、すでにログリッチから29秒も遅れを取った。さらにディフェンディングチャンピオンのセップ・クスは36秒、今ツール総合5位ミケル・ランダは48秒もの負債を背負って、3週間の戦いへと走り出さねばならない。 文:宮本あさか
宮本 あさか
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