子どもの夏休みにおすすめの海外旅行先 10選
ケニア
マサイ・マーラ国立保護区で過ごす 広大なタンザニアのセレンゲティ国立公園とは異なり、マサイ・マーラ国立保護区はコンパクトなため、数泊の滞在で主要な観光スポットを回ることが可能。 この国立保護区に隣接するロッジ「アンガマ・マラ」には家族向けに構成された、テント付きのスイートルームがある。ここを拠点に、動物たちがグレート・リフト・バレーを歩く姿を贅沢に楽しもう。
ここで過ごす日々は、熱気球に乗ったり、サバンナを駆け抜けてアフリカのビッグ 5(ライオン、ヒョウ、ゾウ、サイ、バッファロー) を探しにサバンナをドライブすることから始まり、大人は夕暮れ時に一杯楽しみ、子どもたちはビーズ工房で過ごす。 マサイのナチュラリストがウォーキング・サファリを案内し、この地の薬草についてガイドをしてくれる。さらにマサイの人々と取り巻く野生動物との関係性を学ぶことができる。7月はヌーやシマウマなどが、大移動をする時期でもある。この光景を目の当たりにした子どたちは、その後『ライオンキング』を見る視点が変わるであろう。
ペルー
マチュピチュへ行く ペルーの首都リマから聖なる谷の都市、クスコへ飛行機で移動し、パソの馬に乗ってアンデス渓谷の緑豊かな小道を走ろう。 100 年間、家族経営を続けている 「Hacienda Huayoccari(ハシエンダ フアヨッカリ)」という農場で食事をし、17 世紀に修道院を改装したホテル「Belmond Palacio Nazarenas(ベルモンド パラシオ ナザレナス)」に宿泊しよう。 時間に余裕のある若者であれば、豪華なハイラム・ビンガム列車で標高約2,400mまで登ってみるのもいい。さらには途中下車して、太陽の門からマチュピチュに向かうハイキングもおすすめ。アンデス山脈の急斜面に築かれた城塞に感動を覚えるだろう。
「Sanctuary Lodge(サンクチュアリー・ロッジ)」に宿泊すれば世界遺産に登録されたこの遺跡に、混雑する前に入場することができる。 クスコに戻ったらバロック様式の教会を見学し、地元のとうもろこしからつくられるジュース、チチャを飲んでみよう。さまざまなアクティビティを手配してくれる「Blue Parallel (ブルーパラレル)」を利用するのが便利だ。