メルセデス・ベンツ“電気のGクラス”を実力テスト!オフローダーと電気の相性はやっぱりいい!
Gクラスに電気モデルが加わったことは、車好きにとって2024年の大きなニュースだ。早速、試乗できる機会に恵まれ、オフロードコースを走らせてみた。 ▶︎すべての写真を見る フル電動になったことで電子制御がさらに精密に進化し、山あり谷あり池ポチャありの、あらゆる状況下でも安定の走りを実感。
やはり電気とオフローダーは相性がいい。車が勝手に、強力なパワーを繊細にコントロールしてくれる。 同時に試乗したディーゼルモデル「G 450 d」にはない感覚だ(電気モデルでは、象徴的なデフロックスイッチも排除)。
「Gクラス」のマイナーチェンジが7月に発表され、ほどなくして初めて導入となったのがこの電気モデル。 最大の特徴は4輪独立式モーターによる気持ちいいドライビングフィールと、最高出力587PS(432kW)/1164N・mを発揮するパフォーマンス。
また、最大2回転まで旋回可能な「G-TURN」と大幅に回転半径を縮小できる「G-STEERING」は、公道では使用できないが未舗装路等での困難な状況を救ってくれる革新的な機能だ。
「G580 with EQ Technology」というモデル名が示すとおり、電気のテクノロジーを採用したGクラス。メルセデス・ベンツのほかの電気モデルとは名称からして違うのだ。 電動化されても根幹はやっぱりGクラス。ブランドの矜持を感じさせる史上最高のGクラスであることは間違いなさそうだ。
OCEANS編集部