F1観戦でアゼルバイジャンへ弾丸旅行。世界遺産の旧市街を爆速で走る公道レースは最高!
世界各地を弾丸旅行する“リーマントラベラー”こと東松寛文さん。 彼がかねてから挑戦したかったのが海外でのF1観戦。その願いを実現したアゼルバイジャンの旅レポをお届けしよう!
こんにちは! リーマントラベラーの東松寛文です。 今年の9月、僕の夢がひとつ叶いました。それはF1を海外で見ること。それも日本でなかなか見られない公道のレースが見たい! と、数年前から狙っていたのは、アゼルバイジャンGP。 今年から秋開催に変わり、ちょうど9月の3連休と重なっていたので、1日だけ有休を取って、4日間のお休みで弾丸で行ってきました!
歴史ある世界遺産の旧市街を、F1が疾走!
アゼルバイジャンはロシアやトルコ、イランといった国に囲まれるコーカサス地方にある国。F1が開催された首都バクーはカスピ海に面しており、古くからシルクロードの中継地として栄えてきました。 そのバクーの旧市街は2000年に「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」としてアゼルバイジャンで初めてユネスコ世界遺産に登録。また、1991年に旧ソ連から独立後はカスピ海の油田開発に成功し、近年、”第2のドバイ”といわれるほどのオイルマネーによる急速な発展を見せています。
「歴史ある世界遺産の旧市街の中をF1が爆音・爆速で走る……」と聞いたら、旅好きの心はくすぐられ、いてもたってもいられません。 そんなアゼルバイジャンでF1が初めて開催されたのは、2016年。その年はヨーロッパGPとして開催され、2017年からはアゼルバイジャンGPとして行われていました。 また、昨年までは春の開催でしたが、今年からは春開催の日本GPと入れ替わる形で秋開催となり、9月の3連休で見に行くことができるように。「これは行くしかない!」と思い、渡航を決めました。
石油王との出会い!? から始まった旅
アゼルバイジャンまでは直行便がないので、中東のカタールなどを経由していきます。今回はカタール、クウェートを経由し、クウェートで1泊して土曜の予選に合わせてアゼルバイジャン入り。 ちなみにその途中のクウェートでは、空港でお土産を購入する際に、財布からお金を出そうとしていたら、見ず知らずの石油王風の男性が僕のお土産のお会計までサッと済ませていく、という驚きのハプニングが。クウェートの人の優しさとオイルマネーの凄さ&ありがたさを感じて、アゼルバイジャン入りしました。