F1観戦でアゼルバイジャンへ弾丸旅行。世界遺産の旧市街を爆速で走る公道レースは最高!
ちなみに僕は行けませんでしたが、レース日の夜には世界的なアーティスト(9月13日はグラミーも受賞しているDJ ブラック・コーヒー、14日にはラテンポップのスターJ・バルヴィン)を呼んでのライブも開催されていました。
やっぱり旅の楽しみはグルメ! ラム料理はマスト
海外でのF1観戦の魅力は、F1のみならず。その前後での観光やグルメもやはり外せません。 アゼルバイジャン料理は羊を中心とした肉料理や乳製品やナッツ、ハーブを生かした料理が多く、カスピ海に面していることから魚やキャビアも食されます。中央アジアやトルコの影響を受けているため、日本人の口にも合いやすいのです。 今回の旅グルメでいちばんのお気に入りだったのは、名物であるラム肉のステーキ。スパイスを使って焼き上げたラム肉は特有のくさみも少なく、とても柔らかくて、1人でぺろっといけてしまいました。
ドゥシュバラという、アゼルバイジャン風ダンプリング(餃子)入りのスープも外せません。 ダンプリングといっても、中にお肉が入っていますが、グリーンピースのひと回り大きいくらいのサイズ。それがコンソメベースのスープの中にたくさん入っているのですが、日本人にも馴染みのある安定の美味しさ。形は違えどダンプリングということで、シルクロードでの中国との繋がりを感じられるのも、良いポイントです。
他にも中央アジア各地で食べられるプロフ(ピラフ=炊き込みご飯)もあり、味付けは独特ですが、どれも美味しいので聞いたことがない名前のメニューを頼むのもワクワクします。 レース観戦の疲れも、美味しいアゼルバイジャン料理ですぐに回復しました。
こんな非日常体験は味わったことがない!
では、実際のレースはどうだったのかというと、9月15日の決勝は、オーストラリア出身のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が優勝。最後までデッドヒートを繰り広げたモナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が2位、イギリス出身のジョージ・ラッセル(メルセデス)が3位で、唯一の日本人ドライバー、角田裕毅(RB)はリタイアでした。 ラスト2周のところでは、3位争いをしていたセルジオ・ペレス(レッドブル)とカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がクラッシュする展開に。幸いふたりとも無事だったようです。