「やっぱり赤穂の塩が一番いいなぁ」…「播州赤穂場所」で土俵の力士が太鼓判
大相撲の冬巡業「播州赤穂場所」が11日、兵庫県の赤穂市民総合体育館で開かれた。相撲ファンら約2200人が詰めかけ、力士たちとのふれあい会といった地方巡業ならではの企画や迫力ある取組を楽しんだ。
同市内での巡業は2000年以来、24年ぶり。取組で巨体がぶつかり合い、力強い上手投げなどが決まると、客席からは歓声と拍手が湧き起こった。
まげをつかんだり、拳を出したりすると反則になる禁じ手などをユーモアたっぷりに紹介する「 初切(しょっきり)」では、土俵にまく塩に赤穂市産が使われ、「やっぱり赤穂の塩が一番いいなぁ」と気遣うセリフが会場の笑いを誘っていた。
子どもたちからの質問コーナーもあり、1日の食事量について聞かれた力士たちが「米1升」「肉2キロ」などと答えると、子どもたちは驚いた表情をしていた。