小林至氏が指摘…DeNAがもっと強くなるためのお金の使い方「ここを払わないと補強もままならない」
元ロッテ投手で、桜美林大教授の小林至氏(56)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。下克上の日本一を達成したDeNAがさらに強くなる可能性を探った。 小林氏はDeNAが今後もっと強くなる可能性は「大いにある」と認めた。 その理由に好調な球団経営を挙げた。「売り上げがとても伸びている。観客動員も飽和状態になるくらい。今後はチケット単価も増やせるし、スポンサーの広告価値も上がってくる」と説明した。 ではその好調な収益をチームが強くなるためにどう使うか。 小林氏は「年俸にもう少し使うことですね」と指摘した。 現在12球団総年俸トップはソフトバンクで65億円くらい。DeNAは35億円で平均的な数字だという。 DeNAは2019年に総工費40億円と言われる2軍施設「DOCK」を横須賀につくった。育成体制は整いつつあるが「やはり年俸をしっかり払わないと補強もままならない」と利益の選手への還元を勧めた。 加えてスカウティング部門の強化、そしてDeNA本体の経営体力強化を挙げ、「これらがクリアになればよりいいチームになる」と解説した。