大谷翔平10年7億ドルは適正か? 米記者「もっともらうべきだった」「バカげている」
ドジャース・大谷翔平投手(30)が衝撃的なシーズンを終えた。前人未到の50本塁打、50盗塁(50―50)どころか「54―59」の快挙を達成。オフにはナ・リーグMVPを満票、史上初のDHでの受賞も成し遂げた。 【写真】大谷に続いて超大型契約が濃厚のヤンキースFA・ソト 大谷が昨オフにドジャースと交わした契約は7年総額10億ドル(約1015億円=締結時)。スポーツ史上最高額で世界の度肝を抜いた。しかも10年後の後払いとしており、実際の年俸としては200万ドルにすぎない。そんな大谷の破格契約に迫る勢いを見せているのが、FA市場の目玉でヤンキースからFAとなっているフアン・ソト外野手(26)だ。 2日(日本時間3日)に公開されたポッドキャスト番組「Case De Klub」に出演した「ESPN」の敏腕記者、ジェフ・パッサン氏は「正直に言えば、大谷はもっともらうべきだった」と断言した上で「大谷とソトの違いは年齢だ。大谷が30歳でサインしたのに対して、ソトは26歳。年齢がどれだけ貴重なものか我々は何度も見てきた」と語った。 さらに「延期はバカげている。彼は報酬を得るだろうが、現在の価値で7億ドルから4億5000万ドル程度まで価値が下がることになる。10年で4億5000万ドル。その契約は3年で完済できる」との見立てを示し「ドジャースは広告で儲けている。スタジアムのチームショップでの売り上げもある。日本でも稼いでいる。ドジャースが行った国際化戦略は、過去四半世紀における野球界の輝かしい動きの一つして、振り返られることになるだろう」とも話した。 大谷の活躍とともに多くの日本企業も球団とスポンサー契約を締結。大谷の価値は金額では計れないのかもしれない。
東スポWEB