「もろこし街道」で「もう1本」 夏の名物、甘いトウモロコシ 長野
長野県信濃町の「もろこし街道」沿いで、夏の名物焼きトウモロコシが盛況だ。夏空が広がった29日、長原農園の直売所では家族連れが高原の涼風を感じながら味わっていた。 【写真】トウモロコシを収穫する小学生
同農園の長原米子さん(80)が、甘みの強い品種「ゴールドラッシュ」にしょうゆを塗り網で焼くと、「パチパチ」と音を立てて香ばしい匂いが漂った。千葉市から家族で訪れた小学4年の女児(10)は「甘くておいしい」と、おかわりを注文した。 長原さんによると、5月の霜で収量がやや減っているものの、例年通りの20日に焼きトウモロコシの販売を始めた。ゆでトウモロコシもあり、どちらも1本350円。販売は午前8時半~午後5時で、9月末ごろまで営業する。