「豚こま」肉をさらにおいしくするコツ4つ。しっとりジューシーさは片栗粉が決め手
価格が安く、調理もしやすい「豚こま」肉。料理家の市瀬悦子さんが豚こまをもっとおいしく食べるポイントを教えてくれました。また、豚こまがふんわりおいしく見違えて、ご飯は進む「豚こまとコマツナの卵オイスターあん」のレシピも紹介します。
「豚こま」をおいしく食べるポイント4つ
かたくなりがちな豚こまを、いかにやわらかくするかがカギ。
●1.粉でコーティング
片栗粉や小麦粉をまぶしてから加熱して、肉の周りをコーティングすれば、水分が逃げずやわらかに。
●2.さっと炒めて一度取り出す
加熱しすぎは、かたくなる原因。火がとおったら取り出して、最後に戻し入れて、やわらかさをキープ。
●3.野菜の上にのせて蒸す
フライパンに直接触れるとかたくなりやすいので、野菜の上に肉をのせて蒸すのもおすすめ。
●4.衣をつけて揚げ物に
フライなどは衣をしっかりつけてコーティング。水分やうま味が逃げず、ジューシーな揚げ物に。
ふんわりやわらか!食べやすい豚こまのメインおかず
片栗粉の衣をまとった豚こまは、ふんわりやわらか。優しい味わいの炒め物は、ご飯にのせても美味。
●豚こまとコマツナの卵オイスターあん
【材料(4人分)】 ・豚こま切れ肉 250g ・コマツナ 2束(400g) ・卵 5個 ・A[酒大さじ2 片栗粉大さじ1 塩小さじ1/4] ・塩 小さじ1/4 ・サラダ油 大さじ1と1/2 ・B[水1と1/4カップ オイスターソース大さじ3 片栗粉大さじ1と1/2] ・ゴマ油 少し
【つくり方】
(1) ボウルに豚肉を入れてAを加えもみ込む。コマツナは根元を除いて5cm長さに切り、茎と葉を分けておく。卵は溶きほぐし、塩を混ぜる。 (2) フライパンにサラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、(1)の卵液を流し入れる。大きく混ぜ、半熟状になったら一度取り出す。 (3) (2)のあいたフライパンにサラダ油大さじ1/2をたして中火で熱し、(1)の豚肉を炒める。肉の色が変わったら、コマツナの茎を加えてしんなりするまで炒める。コマツナの葉を加えてさっと炒め、混ぜ合わせたBを加える。 (4) 強火にし、混ぜながらとろみがつくまで炒め煮にする。(2)の卵を戻し入れ、ゴマ油を加えてさっと混ぜる。 [1人分318kcal]【これでおいしく!】 豚こまは片栗粉をまぶしてコーティング! パサパサにならず、しっとりジューシーに。 ※ 計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです
ESSE編集部