【「MASSARA」初日前会見全文】7 MEN 侍・中村嶺亜「ファンの皆さんと共に色付けられたら」“まっさら”な彼らが今届けたい想い “六人六色”で魅せる
【モデルプレス=2024/09/05】7 MEN 侍(中村嶺亜、佐々木大光、本高克樹※「高」は正式には「はしごだか」、菅田琳寧、今野大輝、矢花黎)が単独初主演を務める舞台「MASSARA」(29日まで)。9月4日より東京・新橋演舞場にて開幕し、メンバーが公開ゲネプロと初日前会見に出席。ファンへ伝えたい思いなどを語った。<※ネタバレあり/以下ほぼ全文> 【写真】“上裸サスペンダー”のアドリブをかました佐々木大光 ◆7 MEN 侍、新橋演舞場単独初主演「MASSARA」 同劇場にて、初の単独座長を務める7 MEN 侍。7月29日より、初の全国ホールツアー「7 MEN 侍 LIVE 2024 and JOY!」の開催と並行しながら、全18日29公演を上演。構成・演出・振付に、ダンスアーティスト 「GANMI」のリーダー兼ディレクター・Sota、 脚本に、 翻訳・訳詞・振付までマルチな才能をみせる福田響志氏を迎えて新しい舞台を創造する。 物語は高校時代にともに過ごした仲間が、あることがきっかけで再集合するところから始まる。青春時代に思い描いていた未来像とは違う今の自分にやるせなさを感じながらも、日々を過ごす彼らたち。仲間との再会をきっかけに、写真に写された過去の思い出をなぞり今の自分と向き合っていくことに。“MASSARA”な日々にもたらすものとは。 約1時間40分でつむぐ同作で、グループとして歌、ダンス、バンド演奏と多彩な姿を見せる一方、それぞれソロとして1人で魅せるシーンも散りばめられ、これまで見せたことのない新境地を切り開いていた。派手な衣装やセットはなく、「MASSARA」というタイトルからも連想されるように何にも染まっていない純白な衣装をまとい、身一つで舞台に堂々と立つ姿に圧倒された。 以下、取材全文。 ◆7 MEN 侍、新橋演舞場単独初主演「MASSARA」初日前会見全文 ― 7 MEN 侍の皆様、どうぞよろしくお願いします。 一同:お願いします!お待たせしました!すみません。 ― それでは役どころや意気込みなどお1人ずつご挨拶をいただきたいと思います。まずは中村嶺亜さんお願いいたします。 中村:この度、ハルキ役を演じます、中村嶺亜です。ハルキの役どころとしてはこのチームの中ではちょっとリーダー気質があるというか、でもすごく気さくでどっちかっていうとなんて言うんだろうな…引っ張ってる感っていうよりみんなを巻き込んで一緒にやろうぜっていうタイプのリーダーなので、僕と似てるかって言われたらわかんないんですけども僕の憧れのリーダー像にちょっと近いかなと思ってるので、この1ヶ月間楽しく演じられたらなと思っています。よろしくお願いします! ― 続きまして、佐々木大光さんお願いいたします。 佐々木:タカを演じさせていただいています、佐々木大光です。タカはもう普段の自分と変わらない自由奔放で周りをかき乱すのですが、その中でもちょっと引っ張るところもあるっていうとてもやっていて楽しい役を今回やらせていただいてます。1ヶ月間、新橋演舞場でタカとして楽しみたいと思ってます。ありがとうございます。 ― 続きまして、本高克樹さんお願いいたします。 本高:カズトを演じております本高克樹です。カズトは大学院に行っている役というところでちょっと近しい部分もあるんですけども、内面的なところは結構遠い部分もあったりして「MASSARA」という世界で日常と非日常がこう入り組んだような世界でカズトを楽しく演じられたらいいなと思っております。よろしくお願いします。 ― 続きまして、菅田琳寧さんお願いいたします。 菅田:ダン役を務めさせてもらっています、菅田琳寧です。よろしくお願いします。ダンという人間はとてもおちゃらけた感じではあるんですけども、実は周りが見えていて結構的を得たことをズバッと言える意外と男らしいキャラクターなのでそういったところを愛してもらえれば嬉しいです。そしておっちょこちょいな部分とか筋肉アホなところをちょっと楽しんでもらえれば嬉しいです。よろしくお願いします。 ― 続きまして、今野大輝さんお願いいたします。 今野:リョウタロウ役を演じております、今野大輝です。リョウタロウは学生時代のイキがってるというかチャラい感じからサラリーマンになるというギャップを皆さんに楽しんでいただけたらいいなと思って1ヶ月間頑張ります。 ― 最後に矢花黎さんお願いいたします。 矢花:ケイ役を務めさせていただきます、矢花黎です。このケイという役柄は観ていただいた方にはわかると思うんですけどもこの「MASSARA」というストーリーが始まるきっかけのキャラクターで、まさかそんな重要な役回りになるとも思っておらず、他のメンバーから「座長!座長!」と都合よく使われておりますが…そんなことは気にせずケイなりの人生を1ヶ月この新橋演舞場で楽しもうと思っております。よろしくお願いします。 ― 座長というお話もありましたが、7 MEN 侍としては単独初主演の舞台になります。今のお気持ちはいかがでしょうか? 中村:この新橋演舞場に7 MEN 侍として立つのは初めてでそれを座長という形で、主演という形で1ヶ月間も立たせてもらえるのはすごく光栄なことですし、これまでの数々のそうそうたる作品がありますけども「MASSARA」もそこに並んで胸を張れる作品に僕たちがしていけたらなと思っています。 ― まさに“まっさら”からのスタートという感じがしますが、この作品に対する思いを教えてください。 佐々木:今回このお話いただいて今まで先輩方がやってきた舞台が色々受け継がれている作品もありますが、どうせやらしていただくならこの先も後輩の子たちがこの舞台を受け継いでいく舞台になる初演をここで迎えたいなっていう思いで今回立たせていただいています。 本高:構想段階からスタッフさんと密に話をして、それこそ僕らのツアーが全然始まるよりも前からそういった段階を経て、今に至ってるのでもちろん僕らのいい部分も見えつつ、ただあくまでも7 MEN 侍としてではなく役として皆さんに世界をお届けできるようなものを作れたのかなと思います。 ― 当て書きな部分もあるのでしょうか? 菅田:(福田)響志くんがYouTubeで僕らのことを見てくださってそれに合うようにキャラクターを作っていただいたので近しいものはあるかも。実名というか響志くんのお知り合いから取った名前でそこに僕たちを当てはめたっていう。 中村:多分5歳とかの子なんですけど(笑)。子どもたちの輪があって、そこにキャラクターを当てはめている。 ― 1番近いのは誰ですか? 中村:え、タカじゃない?俺だって、大光って呼びそうになるもん(笑)。 一同:(笑)。 佐々木:僕は、本当にこの役に関しては何も役作りみたいにしてなくて。レクリエーションみたいなのがあったのですが、役に対してどう向き合うか、どう思ってるか1人ずつ話す時に僕は「元気でいつも通りやっていきたいと思います」って言ったら、「タカはそれでいいと思う」って(笑)。 (頷きながら笑うメンバー) ― アドリブもあるのでしょうか? 佐々木:そうですね。タカとダン(菅田)が主にそうです。喧嘩などのシリアスなシーンや真面目なシーン以外はもうほぼ毎日違います、動きが。 中村:初めて観てくださったのであんまり気づかなかったと思うんですけど、今日もめちゃくちゃアドリブ多かったです! 佐々木:まず、サスペンダーで出てくるところがあるんですけど、あそこもアドリブです。 本高:あのアドリブのタイミングで出てくるんですけど、アドリブがあまりにも長い日は1回履けてます。 中村:だから「どうしたんだ急に」って僕一言目で言ったんですけど、本当は違うセリフで。今日は突っ込まずには入れなくてなくてもう突っ込みました(笑)。 ― 矢花さんは対応に困ることはないのでしょうか? 矢花:いやもう日常茶飯事なんで…。 ― 「MASSARA」では7 MEN 侍としての色をこれから作っていくような夢を見る舞台にもなっているのかなと思いますが、いかがでしょうか? 中村:このまっさらだから色付けられる白いキャンバスみたいな意味を込めてるんですけども、7 MEN 侍としてはもちろん観る方々もいろんな自分に落とし込んで観てもらえればなと思ってるんですけど、僕たちもこれから芸能界で活躍していく上で、まだまだ着色できる部分がいっぱいあるので、そこに今回の舞台を通してや今やってるライブを通して、皆さんとの思い出の中でどんどん色づいていけたらなと思ってます。 ― 今の7 MEN 侍はずばり何色ですか? 佐々木:そうですね~(溜めて)レインボーですかね(イケボでどや顔)。 中村:爆笑 佐々木:(笑)。六人六色みたいな、十人十色みたいなもう1人1人各々が違う色を持った…(隣の中村を見る) 中村:マーブルカラーみたいになったらいいよね! 佐々木:グループですので、1色というよりかはもう6色が集まったちょっと汚い…。 中村:汚くなくていいでしょ!? 佐々木:混ぜたら黒になっちゃうか(笑)。 中村:(佐々木の迷言を笑顔でなだめて)そこにファンの方がきらめきを入れてくれたら。 佐々木:最後にパウダーをキラキラパウダーを(笑)。 ― (笑)。今年はこの舞台とライブツアーとすごく濃い時間をメンバーと過ごしているように感じます。 佐々木:いやちょっとね…いすぎです、正直(笑)。この間、北海道から帰ってきてそのまんま埼玉の方まで稽古に行って、移動もずっと一緒で。 中村:しかもこの距離ね、ずっと。(隣にいる佐々木にぴったりくっつく) 佐々木:行く途中にファミレスでみんなでご飯食べて。マネージャーさんも含め。俺らまじでいすぎじゃねってちょっとそろそろ帰りたいねって(笑)。 中村:ホテルも相部屋だったからね。 佐々木:リハばっくれるか!?って帰ろうとしました(笑)。 一同:(笑)。 ― 喧嘩することはないのでしょうか? 中村:ないよね?してる?知らないところで? 佐々木:ホテルが6人一緒だったら喧嘩起きてたかもしれない。 中村:(笑)。 佐々木:2人ずつで別れてたんで、ストレスのない人たちで集まってたみたいな。 中村:生活リズムがなるべく近い人と組んで。俺と琳寧が一緒です。寝るの早いんで。 佐々木:僕と今野が一緒ですね。あと、本高と矢花が一緒なんですけど、今野さんがこの2人の部屋に行くんですよ遊びに毎回。なんで僕が実質1人部屋になるんですね、これ以上のことはないなと、1人部屋がいいと思いまして今野さんと。 矢花:他のメンバーが生活リズムが合うように組みまして、余った2人です。 ― 今野さんはなぜ2人のところに行っていたのですか? 今野:いや~なんでですかね? 矢花:わからず来てたの? 一同:(笑)。 中村:でもこの2人ちょっと喧嘩してたよね?朝カーテン開ける、開けないで? 矢花:生活リズムが全然合わない2人が相部屋になってしまって、実は。 本高:朝にカーテンを開けて朝日を浴びたい人とそうじゃない人でちょっとバチバチでして。僕は浴びたくないんですけど。 矢花:僕はカーテンを開けて朝日を浴びたいし、出る30分前ぐらいから準備したくて。彼は出る10分前まで布団にいるような人なんで、もう毎朝すごいことになってますよ。まぁ、重大な亀裂が走るようなことじゃないですけど。 本高:深刻なやつじゃないです。 ― 舞台の方では高校時代を振り返る場面がありますが、7 MEN 侍の結成当時のことを思い出すことなどありましたか? 中村:それこそ結成当初は大光いくつ? 佐々木:僕が高校1年生の時が7 MEN が結成されて、本当に高校生の時にこのグループでバンドをやるってなったので、そこらへんはすごく懐かしいものを感じましたね。 中村:結成当時ですか…僕と克樹と琳寧は大学生だったんですけども高校生の大光と一緒にいることで自分も高校生にマインドになるんですよ。だから結成当時思い出すとすごいガキんちょだったなって思う。今も大光といるせいで実年齢よりは精神年齢が幼いんだろうなと思います(笑)。まあまあ楽しくできてるし…どうなんだ俺らの中身は成長できてるのか? 菅田:でも未だに楽屋とかで昔動画撮り合ったやつとか見て、「あの頃あったね」とか思い出話を結構したりしてますね。 中村:若さ故にぶつかることもあったしね、思い返せば。懐かしいです。 ― いよいよ初日を迎えますが、楽しみにしているファンの皆様にそれぞれメッセージをお願いいたします。 一同:誰から行く? 矢花:我々ごとで言うとツアーと先ほどの話もありましたけど、自分たちのライブツアーの方と並行しながら組み立てて、いよいよこの「MASSARA」初日が明けるっていうところがちょっと感慨深いものが正直ありまして。その中で正直なところ体力的には全然初日の体力はないんですけど、ツアーとかもずっと並行して本番に行ったり稽古をしたりっていうので、メンバーの今野とも話したんですけど本当に丸1ヶ月ぐらい毎日僕ら歌っているなと。稽古場だったりステージだったりという中での体力的には本番いつも始まる初日の有り余っててだんだん疲れてくっていうよりはもう自分のペースができてる段階で、通し稽古もいっぱいやらせていただいた段階でこの初日を迎えれるんで、すごく独特の安心感というか…これまでやってきたルーティーンをこのまま安定してお客さんにお届けして僕たちの初めてゼロから作ったこの「MASSARA」という舞台を感じ取っていただいて、色々持ち帰って考察したりとか味わい深く楽しんでいただければなと思っております。 今野:僕自身が新橋演舞場に立たせていただくのが初めてになるんですけど、やっぱり先輩方が数々の舞台をやられてきた中で僕らが新しく舞台を作り上げる、そしていずれかは後輩の方たちにもやってもらえるような素敵な舞台を僕らで1ヶ月間頑張ってやっていきたいなと思っていますので楽しみにしていてください。 菅田:やっぱり今年は今ツアーと「MASSARA」と並行して各地を回って、無事に「MASSARA」初日を迎えましたけども、やっぱりまっさらっていうのがテーマで帰った頃には皆さんがどういう色に染まるかというのはもちろん、君色に染まってほしいんですけどもこの舞台を通してまっさらっていいものなんだな、逆に言えば悪いもんだなって捉えても全然いいんですけど、自分の色って、君色、私色ってこういうことなんだなというのがわかってもらえればすごく嬉しいです。 本高:「MASSARA」という舞台は本当に皆さんがこの日常に潜んでいるような近しいようなストーリーの中で展開されていくもので多分どっかの役には皆さん1人1人が投影できるものがあるのかなと思ってるんですけど、その中に今までの我々の伝統やプラスアルファして新しいエンターテインメントというものが組み込まれて今の僕らができる全てのエンタメがこの舞台に詰まってると思います。ぜひ皆さんに楽しんでいただければと思っております。 佐々木:今日から本当にまっさらから始まった舞台が開演しますので、多分ここから僕たちとユースとあとはここに来てくださるファンの皆さんですね、初演だからこそ一緒に作り上げるというかそういう舞台にして後輩の人たちにもこれから受け継いでいく伝統的な舞台になるように頑張りたいと思います。 中村:まずは今日無事に全員揃って初日を迎えられること本当に嬉しく思ってますし、今日まさにまっさらからスタートするわけですけども矢花も言ってましたけど、今僕らツアー中で僕の気持ち的には対極というか今逆にめちゃくちゃ仕上がってる状態なのでこのまま1泊も置くことなくツアーから「MASSARA」からっていうのを続けていけることすごく嬉しく思っています。とあるゲームのスター状態みたいな、無敵状態なんですけど、本当にこの仕上がっている状態で初日を迎えられること、そして来てくださる皆さんがこの作品を通していろんな落とし込み方あると思うんですけども、まっすぐ前向きになったりとか新しいことやってみようかなとか逆に辞める勇気だったりとかそういったものを受け取ってもらって、皆さん僕たちと出会ってくれたタイミングはそれぞれだと思うんですけども、その出会った頃のまっさらな思い出から今に至って色づいていくまでを思い出して、これからもファンの皆さんと共に色付けられたらいいなと思っています。まずは初日頑張りたいと思います! 一同:ありがとうございました! ― ありがとうございました。 (modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】
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