日本人に多い「のっぺりお尻」とは?なりやすい職業や簡単にできる解消法をご紹介
日本人に多いお尻って? ピラティストレーニングスタジオ「hip joint」代表のボディメイクトレーナー・渡部龍哉さんが、日本女性に多いお尻のタイプとお悩みについて解説してくれた。まずは、よくあるお悩みからご紹介。 【動画】のっぺりお尻に効果アリ!ものすごく簡単な家トレのやり方 「お尻に厚みがない」、「垂れている」、「お尻と太ももの境目がダボっとしている」そんな悩みがある方に多いお尻タイプが、「のっぺりお尻」です。
「のっぺりお尻」はこんなお尻
・お尻にお尻に厚みがない ・尻と太ももの境い目がわかりずらい ・お尻の下側にたるみがある お尻は垂れ下がり、厚みがなくなり平たくなる。またお尻の下側にダボっとした垂みができる。 これは、よくSNSで見かける大転子のもりっとしたお肉であり、この姿勢が原因のひとつです。 お尻と太ももの境い目も分かりずらく、どこからお尻で、どこから脚かわからないくらいメリハリのない状態に。
「のっぺりお尻」なりやすい人はこんな人
・赤ちゃんをだっこするお母さんや保育士さんなど ・台所のシンクに寄りかかっちゃう人 ・筋肉量が少ない人 赤ちゃんを抱っこするお母さんや先生は長時間しないといけないので、筋肉ではなく股関節の前側にある靭帯によりかかった姿勢をしてしまいがち。調理中や洗い物の最中に無意識に台所のシンクにお腹を預けている人、低筋力の人もこれと同じようなタイプです。
「のっぺりお尻」姿勢の特徴
お腹(骨盤)を前に突き出し、背中は丸まり(猫背)、頭が少し前に出ている姿勢です。スウェイバック姿勢ともいいます。頭(前)、背中(後ろ)、骨盤(前)と前後にジグザグした姿勢のため、「背中が壁にあたる」のです。
特徴1【下っ腹ぽっこり&ガチガチ腰】
骨盤が前、腰椎が後ろと位置関係が前後にズレるため、腰にストレスがかかり、腰はガチガチになる(前屈すると腰に板が入っている?と思ってしまうくらい一直線の人)、また腹斜筋(お腹)が引き伸ばされて使えない状態になります。これにより下っ腹はぽっこりしてしまうし、お腹が使えないからガチガチ腰を加速させる。 下っ腹ぽっこりとガチガチ腰を解消するためには、内腹斜筋とハムストリングを使い、骨盤を後傾させるペルビックティルトというエクササイズが重要です。 ※内腹斜筋は写真を参照