「彼との関係? 彼は既婚者だから(笑)」テュラムが語る相棒ラウタロとの関係、インテル愛。「契約解除条項を使って出て行くことは絶対にない」
「『オマエ、ちょっとしつこいぞ』って言ってるかも(笑)」
インテルのフランス代表FWマルキュス・テュラムが、12月27日付けのイタリア紙『La Gazzetta dello Sport』に掲載されたインタビューの中で、チームメイトやインテルについて、さらには自身の将来について言及した。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの魅惑ショットを一挙お届け! 「インテルで完全な信頼を感じる。チームメートにミステル(監督)、クラブ、みんなのおかげだ。大事なのは愛すること、そして限界をつくらないことだ」 そう語るテュラムは、インテルでプレーヤーとしての成長を感じているようだ。 「シーズン開幕当初に比べて僕は成長している。1月は今よりもっと良い選手になっているだろう。『何点取る』って宣言はしないよ。まだ改善すべき点はたくさんある。ヘディングとか、もっと早く動くこととかね」 そして、「セリエA最強の2トップ」と称される相方のラウタロ・マルティネスとの関係を聞かれると、次のように答えている。 「彼との関係? でも、彼は既婚だから…(笑)。代表戦とかで遠く離れているときは連絡するよ。彼は無駄なことは一切言わないタイプ。僕たちは全然性格が違うけど、だからこそ強い絆がある。もし彼が僕だったら、『オマエ、ちょっとしつこいぞ』って言ってるかも(笑)」 さらに自身の契約解除金が8500万ユーロ(約140億円)に設定されていることについては、こう明言している。 「はっきり言っておくよ。僕がその契約解除条項を使ってインテルを離れることは絶対にない。金額として設定されているだけであって、僕が単独で決めることじゃない。もし何か起こるとしても、クラブと話した上で決めるのが大前提だ」 今シーズンのセリエAで12ゴールを決めて得点王ランキングトップに立つなど好調のテュラム。スクデットを争うアタランタ、ナポリとは3月に直接対決を控えている。2025年インテル最初の公式戦は1月2日のスーペルコッパ・イタリア準決勝で、アタランタと対戦する。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部