暮れの酉が教える「最高の開運術」…自分から幸せになる人が実践している「3つの習慣」
「良い塩梅」「ご自愛」「ありがとう」が、古今東西の占術を使いこなす占い師がたどりついた最強の開運キーワードです。 【写真】Momoka Japan 外国人が日本食を食べて感動が止まらない “季節の養生”と言われるほど季節や暦を重視する「中医学」と、根源的な理論や原典が共通することから、じつは中医学と大きくリンクする「東洋占術」を組み合わせ、まったく新しい「開運養生」という概念を生み出したのは、著書累計45万部の大人気漢方コンサルタント・櫻井大典氏と、メディアで引っ張りだこの占い師・暮れの酉氏。 本稿では、それぞれの分野で活躍中の二人による、数千年の歴史に裏付けられた「中医学」と「東洋占術」の智慧を惜しみなく活用した、幸運と健康を引き寄せる『開運養生12か月』(ワニブックス刊)より一部を抜粋・編集し、中医学と東洋占術の観点から、新年に向けて運を引き寄せるための「自分をコントロールする」最強の極意について、徹底解説します。
自分をコントロールするコツは“良い塩梅”を知ること
「経理上の締め切り」「どうしても今年中に納品しなければいけない仕事」「大掃除」、そして、任されてしまった「忘年会や新年会の役員」……。年末に向け、あらゆる「しなければいけないこと」に、押し潰されそうになっている人も多い頃では――? 眠りにつくとき、その日にやり残したことばかりを頭に浮かべ、焦りや不安といった気持ちを抱えたまま、ベッドのなかで悶々とする、あるいは、振り返る余裕もないまま、気絶したように眠ってしまう……。 もし、心当たりがあるようなら、それはあなたの抱える「やらなければいけないこと」、気を配るべき「持ち物」が多すぎて、自分をコントロールできていないという証拠。そして、自分をコントロールできていないということは、自分の人生を大切にできていないことと同義です。 私たちは、自分の身体、時間、人生を大切にできていると感じたとき、初めて喜びに満たされます。つまり、抱える物事を“良い塩梅”に調整することで、「自分をコントロールできている」という安心感、充実感を得ることができるのです。 そこで、まずは不要なタスクや持ち物を減らすことから始めましょう。ポイントは、仕事や人付き合い、服といった見えるモノだけでなく、感情、執着、こだわりといった内面にも目を向けること。 中医学では、いくら身体に良い食材であろうと「過ぎたるは及ばざるが如し」で、食べすぎれば毒になると考えます。なにごとも中庸であること、“良い塩梅”を保つことが大切なのです。