暮れの酉が教える「最高の開運術」…自分から幸せになる人が実践している「3つの習慣」
暮れの酉流・「開運」の心がまえ
その際、ぜひ覚えておいてほしいのが、幸せを掴むのは「自分の手」だということです。巡ってくる運に手を伸ばさなければ、どんな幸運も、掴むことはできません。小さな一歩でも、とにかく踏み出すこと。できることから、手を動かすこと。自分が動けば、あなたを取り巻くモノが、次第に、変化していくでしょう。 また、すべての幸運は「ご自愛」から始まります。まずは、高貴な姫や王子を扱うように、自分自身を大切にしてみてください。いつもの住環境を快適にし、よく食べ、よく眠りましょう。 たとえ完璧にできないことがあっても、それを責めるのはやめましょう。もし傷つくことがあったなら、自分なりのやり方で癒やしてあげることも忘れないでください。 その上で、いくら考えても答えが出ないこと、途方に暮れるようなことがあれば、「天にお任せ」してしまいましょう。 もちろん、「なんでも神頼み」はいただけませんが、「天にお任せするのも、ひとつの手です。絶対に間違えてはいけないと悩むくらいなら、いっそのこと、悩みを手放してしまいましょう。 悩みを「天にお任せ」して、きちんと「ご自愛」していれば、きっと「自分の手」で幸せを掴むことができるはずです。
「ありがとう」が、最高の開運術である理由
加えて、運気が良くない、幸せそうに見えない人ほど「ありがとう」という言葉を使っていません。おそらく、何もかも自分一人の力でやってきた、やっていこう、というスタンスなのでしょう。 しかし、幸運とはあなたの人生に吹いてくれる追い風のようなもの。そして、あなたを幸せで心地良い世界へといざなってくれる追い風とは、ほかならぬ、「人」なのです。 お礼ひとつ言えない人からは、人が遠ざかっていきます。つまり、幸運が逃げていく、ということです。逆に、どんな成功も自分の力だけではなし得ないという、感謝の気持ちを持ち続けている人、当たり前のことなどひとつもないと謙虚に考えている人ほど、心から「ありがとう」という言葉を使っています。 どれだけ「ありがとう」という言葉を言えるかどうかは、ある意味、幸運のバロメーターと言っても、過言ではありません。 そこで、もし運が良くないと感じているのであれば、ご飯が食べられること、眠る布団があること、すべては当たり前ではなく“有り難い”のだということを思い出し、意識的に「ありがとう」という言葉を使うようにしてみてください。そう、「ありがとう」こそが、最高の開運術なのです。 年末年始を迎えるにあたり、自分が「やらなければいけないこと」、気を配るべき「持ち物」が多すぎてはいないかを振り返りつつ、自らの“良い塩梅”を探りながら、最高の開運術である「ありがとう」を意識してみてはいかがでしょうか。 これらをしっかり頭に入れて実践することで、あなたの2025年は、きっと“運の良い”1年となることでしょう――。
櫻井 大典、暮れの酉