箱根総合5位でシード権獲得の中央大 藤原監督は「本来の粘り強い駅伝ができるようになった」と手応え「来季はぜひ優勝」
第101回箱根駅伝では、中央大学が総合5位でシード権を獲得しました。応援してくれたファンや関係者へ向け報告会が行われました。 【画像】総合5位でシード権をつかんだ中央大学 昨年度はシード権を逃し、予選会で6位に入りなんとか箱根駅伝出場をつかんだ中央大学。1区では同地区での区間記録保持者の吉居大和選手を兄に持つ吉居駿恭選手(3年)が出だしから独走。1時間1分7秒のタイムで区間賞を獲得します。 吉居選手は「積極的な走りはチームにも刺激になったと思う」とコメント。 その後も3区の本間颯選手(2年)が区間賞を獲得するなど、4区まで1位をキープする走りを見せます。しかし、5区で青山学院大に抜かれ、往路を2位の成績で終えました。 復路では藤原監督が「8区でブレーキがあったが、9区、10区でリカバリーできた。本来持っている粘り強い駅伝ができるようになった」と語るようにシード圏内を死守し、予選会を突破した大学では今大会最高成績となる5位でフィニッシュしました。 藤原監督はレース後に「来季はぜひ優勝を狙っていきたい」と目標を掲げます。また、チームを勢いづかせた吉居選手も「しっかり優勝の難しさを意識しながら厳しいトレーニングに励んでいきたい」と意気込んでいます。