SBT、「SaaSパトロール」に「SKYSEA Client View」との連携機能を追加
SBテクノロジー(SBT)は8月30日、社内のSaaS利用状況を可視化し一元管理するサービス「SaaSパトロール」に、オプション機能としてSkyが提供するクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View(オンプレミス版)」との連携機能を追加したと発表した。 SaaSパトロールは、メールスキャンによって社内で利用されているSaaSの検知を行い、管理画面上で検知したサービスや利用者の許可状況などを管理・可視化できるサービス。これにより、IT部門が把握できていないサービス(シャドーIT)の検知や、サービスごとに利用者の適切な管理を行うことが可能となり、セキュリティーリスクの軽減や、システム管理による担当者の業務効率化を実現する。 今回追加した「SKYSEA Client View連携」機能では、社員が利用するPCのウェブアクセスログを取得することで、インターネット経由で利用しているサービスを検知することが可能になる。また、基本機能としてユーザー別にSaaS利用状況を確認できる機能も追加した。 具体的には、SKYSEA Client View(オンプレミス版)のウェブアクセスログを取得することで、社内で利用しているSaaSを検知し可視化する。検知結果は「許可」「要申請」「禁止」の分類ごとにサービス数を確認でき、またサービスごとに利用しているユーザーも把握可能。過去180日間の利用状況から検知することができる。 ユーザー別に、許可されているサービスの一覧や、検知された利用サービスの一覧を確認できるほか、上長として指定されたユーザーは、部下メンバーの利用サービスを確認することが可能となる。