ヨネックス「EZONE GT Type‐D」をプロが試打・解説! つかまり具合と寛容性をどう評価した?【ガチ試打計測・動画あり】
ヒール寄りでオフセンターヒットした時のつかまりの良さと寛容性をチェック !
試打後の癸生川プロの感想は「これだけヒールで当たっているのに、今の球が出るなら、これは『D』 の効果ですね。ヒールに当たってもそんなにスライスをしないで、左に飛び出して若干右に戻ってくるような感じの球です。大きく右にくるという感じの球ではない。ヒールでもつかまりますね、やっぱ『D』 です」。 【試打データ】 トラックマン4のデータ クラブスピード●41.9m/s ボール初速●62.2m/s 打ち出し角●12.3度 スピン量●2879rpm 降下角●34.9度 キャリー●221.3Y 飛距離●245.9Y 打ち出し方向●2.8度左 スピンアクシス●2.6度右 SIDE●5.3Y右 GCクワッドのデータ Hインパクト●15ミリヒール Vインパクト●1ミリ低
小島プロのデータ分析と解説は「クラブスピードは41.9m/sなので、センターやトウの時と比べると1m/sほど遅いんですけど、ボールスピードは62.2m/sで、1.6m/sほど遅いくらいです。通常はヒールに当たった時はボールスピードの落ちる数値が大きいんですが、このクラブはトウとヒールでほぼ同じ数値です。ということはヒールヒットに強いということ。ポイントとしては、『つかまっている』というのがあると思います。つかまっているからヒールヒットでも数値が落ちないのでしょう」。 さらに、トウヒットの時に見られた『球が上がらない』傾向は、ヒールヒットの場合はどうなっただろう。 「スピン量は2877rpmですから、やっぱヒールに来ててもつかまっている分スピン量は適度に抑えられています。降下角度が34.9度ありますから、ヒールにきたぶん、スピンが増えて球が浮いて適正の高さに範囲に入ってきましたね。それでキャリーが221.3ヤードでトータルで245.9ヤードですから弾道としては素晴らしいんです。この数字だけ見たら綺麗なフェードに思えるんですけど、実際はかなりヒールのミスに近い当たり方をしているということ、それだけ許容性のあるつかまるヘッドだなという印象はありますね」(小島プロ)
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