ヨネックス「EZONE GT Type‐D」をプロが試打・解説! つかまり具合と寛容性をどう評価した?【ガチ試打計測・動画あり】
小島プロのデータ分析と解説は「まず、打ち出しが10.6度でちょっと低くて、スピンが2310rpmと少なめに出ていますが、これは要素としてロフトが9度ということと、あと球がつかまっているというのもあります。データ的には、0.7度左に飛び出して、そこから10.0度左に傾いて、14.0ヤード左に着弾したという弾道になっていますから、かなり『強く』て『つかまる』という印象はありますね。右が嫌いな人にとっては良いクラブじゃないでしょうかね」
トウ寄りでオフセンターヒットした時のつかまりの良さと寛容性をチェック !
試打後の癸生川プロの感想は「つかまる感じは凄いする。『D』 の要素をさらに増した感じ。しかし、球は上がらない。ちょっと高さが足りないような気がしますね。トウに当たったことで余計に上がらない感じがします」。 【試打データ】 トラックマン4のデータ クラブスピード●42.7m/s ボール初速●62.4m/s 打ち出し角●9.8度 スピン量●1921rpm 降下角●20.0度 キャリー●188.5Y 飛距離●235.8Y 打ち出し方向●4.7度右 スピンアクシス●22.1度左 SIDE●1.7Y左 GCクワッドのデータ Hインパクト●21ミリトウ Vインパクト●5ミリ低 小島プロのデータ分析と解説は「打ち出し角が9.8度でスピン量が1921rpmですからね、球がつかまっているからっていうのもありますけれど、降下角度が20.0度ですから、言われるように球はかなり低いです。クラブスピードが42.7m/sあってキャリーが188.5ヤードですから上がっていないですね。トータルこそ235.8ヤードとデータ的には距離は出ていますけど、コレは下が固いPGAツアーを想定したランコンディションなので、実際にはそこまでは行かないかなと思います。弾道は4.7度右に飛び出して22.1度左に傾いてるからけっこう曲がっていますよね。でも最終的には1.7ヤード左に着段しているから、うまく『右に出て左に戻ってきてる球』ですね。打点は21ミリトウで5ミリ下なので相当なミスヒット。それで最終的に真ん中にボールがあって良かったなって感じですね」。
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