広末涼子さん、人生観語る スランプ時「リスタートする勇気が大事」
高知市出身の広末涼子さん(44)が22日、市内で開かれたパネルディスカッションに登壇した。集まった約170人の聴衆を前に、仕事への向き合い方や、ふるさとへの思いなどを語った。 【写真】パネルディスカッションに参加した広末涼子さん(中央)=2024年11月22日午後5時50分、高知市本町3丁目、羽賀和紀撮影 広末さんは、スランプに陥ったときの経験を振り返り、「うまくいかないときは、しがみつかない。一度引いてみて客観視し、リスタートする勇気が大事。家族と食事をしたり友だちとカラオケに行ったり、自分が安心できる人たちと一緒に過ごすことでリセットしている」と自らの解決法を披露した。 起業家の育成や伴走支援をする一般社団法人「高知イノベーションベース」(KOIB)の主催。高知大学の受田浩之学長や起業家らとのパネルディスカッションの形式で進められた。 KOIBの須江勇介委員長は「アイドルや歌手、俳優、会社経営と年齢を経るなかで自分らしく生きることを貫いてきた広末さんの人生観を知ってもらえるいい機会になった」と話していた。(羽賀和紀)
朝日新聞社