「後悔のない子育てがしたい」パパになったFischer’s・シルクロードが語るメンバーや両親への想い
父の日にマッサージ券を送った思い出も。もうすぐ、“父”として父の日を迎えることに
――息子さんをこれから、どのように育てていきたいですか? シルクロード 親としてやらせたいこともたくさんあるのですが、まずは、本人が「やりたい!」と思えるような環境を作ってあげたいです。親がいろいろなことにチャレンジしている姿を見れば、子どもも、「そんなことをやってるんだ。僕もやってみたい!」と思ってくれるんじゃないかなと。そして、とにかく前に突っ走ってほしいかな。なんでも遊び感覚でやってみるのも大事だと思っています。 自分で言うのもアレですが、息子に対してデレデレなんですよ、僕。息子と一緒のときは、ずっと隣にいて、ほっぺをプニプニしたり、お歌を歌いながら一緒に遊んでいます。どんな父親になるかな? とこれからの自分を想像すると、きっと、仕事を頑張りつつ、家に帰ったら変なオヤジになるんだろうな~と思いますね。 ――もうすぐ父の日ですが、記憶に残っているお父さんとの思い出はありますか? シルクロード 僕、父親を怖いと思っていた時期が長かったんです。子どものころの父親は、食卓の一番奥にどんと座っている、魔王みたいなイメージでした。今みたいにいろいろ話すこともなくて、「何を話そうかな」と毎回考えていたぐらいです。 父親との一番の思い出は、「格闘技ごっこ」です。ボクシンググローブをつけた父親が向かってくるので、それに対して、僕もフルパワーで向かっていくんです。今思うと、あれは親父の教えだったのかな。あの戦いがあったから、相手がだれでもあきらめない気持ちを持てるようになったし、自分で自分の身を守ることも学びましたね。 そしてこの戦いは、父の日だけはお休みでした。なので、僕にとっての父の日は「休戦日」。でも、もしかしたら父親は、今日は息子から何かあるかな? と、どこかで期待していたのかもしれないですね(笑)。父の日のプレゼントは、マッサージ券を送っていました。父は体を使う仕事をしていたので、よく僕がマッサージをしていたのを記憶しています。 僕自身も、これから父の日を“父”として迎えるようになりますね。いろいろ期待しすぎるのもアレなので、期待しないでおこうかなと思います(笑) お話・写真提供/シルクロードさん 取材・文/内田あり(都恋堂)、たまひよONLINE編集部 自身が父親になって初めて、お父さんの本当の気持ちや、子育てに対する後悔の思いを知ったというシルクロードさん。これから子育てをするなかで、自分に何ができるのか、何をすべきなのかを考えているそうです。また、仕事に対しても全力投球。育児の時間を確保するためにこれまで以上に仕事を効率的にこなして、メンバーに認めたてもらいたいと言います。初めての父の日を迎えるシルクロードさん、どんな日を迎えるのか楽しみです。 ●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。 ●記事の内容は2024年6月の情報で、現在と異なる場合があります。
シルクロードさん
PROFILE 動画クリエイター。中学の同級生が集まってできた、6人組動画クリエイター「Fischer's」のメンバー。チャンネル登録者数は847万人(2024年5月現在)。2023年5月に、YouTuber・ゆんさんと結婚。2024年の春には第1子となる男の子が誕生。
たまひよ ONLINE編集部