「後悔のない子育てがしたい」パパになったFischer’s・シルクロードが語るメンバーや両親への想い
子どもが生まれたから、今まで以上に仕事をこなす!そうやって、理解してもらいたい
――シルクロードさんがパパにったことで、メンバーのみなさんはどんな反応でしたか? シルクロード メンバーはみんな幼なじみで、一番長いやつだと、幼稚園からのつき合いなんです。子どものころからずっと一緒の奴がパパになる、という驚きはやっぱりありますよね。さらに僕は、メンバーの中でも自由奔放で歯止めが利かないタイプなので、「まさか、おまえがパパになるのか!」という感じのリアクションでした(笑) ――「たまひよ」の取材で、以前、ンダホさんが「育児と仕事の両立について、メンバーに理解してもらうのに時間がかかった」と言っていました。今はどうですか? シルクロード それはあると思います。子どもが生まれて、初めてわかってくることってあると思うんですよね。100%、理解するのって難しいですよ。 そこで、僕がたどり着いた一番の結論は、「子どもが生まれたからこそ、これまでの2倍仕事をする!」ということ。仕事を効率化して子育てに使う時間を確保するために、1日のToDoリストを30分刻みで作って、済ませたものからチェックしてつぶしていくことをやっています。そういうのが好きなタイプなので、疲れることもあんまりないですね。 そうやって「俺はここまでならいけるぞ」という1人の人間の可能性を見せた上で、自分の状況や希望を伝えて理解してもらおうと思っています。 「子どもが生まれたから、アイツ変わったな」と言われないためにも、メンバーよりももっと仕事をしなきゃいけないし、独り身のときの仕事量を越えないと、と思いますね。 ――仕事で家をあけることもあると思いますが、ゆんさんへの声かけで気をつけていることはありますか? シルクロード なるべく早めに仕事を終わらせることは心がけています。「あとどのぐらいで終わる」とか「今、この場所にいるよ」「今夜は晩ごはん食べるよ」といったことをこまめに連絡するようにしています。あとは、家で仕事をするときも、「これだけは今終わらせたいんだけど、いい?」と伝えるなど、その都度、相談し合いながらやっていますね。 僕自身、1人で子どもを見ていると、たとえ1~2時間だけだとしても不安になることがあるんですよ。そういう思いをさせないように、こまめに連絡をするようにしています。 ――父親の育休についてどう思いますか? シルクロード 僕自身は、「育児もやって、仕事もやる」という考えですが、社会全体としては、育休がもっと広まるといいなと思います。YouTuberだと家でできる仕事もけっこうあるので、そういう仕事を自分に回してもらって両立しているんです。子育てをする上で、動画クリエイターという職業に助けられているところは多いですね。 ただし、これがサラリーマンの場合だと、仕事と育児を両立するのは難しいですよね。そう思うと、やっぱり育休は大事だなって思います。