【特集】「心臓病の子どもを救いたい」小説『下町ロケット ガウディ計画』が現実に!モデルとなったメーカーと医師、異色の開発チームの挑戦 業界の“タブー”を破る発想の転換でたどり着いた、小児医療の新たな可能性
開発の着手から9年、チームのメンバーが一堂に集まりました。医療保険の適用や販売価格の調整…。 国との話し合いに向け医師が助言し、メーカーが知恵を出します。 (根本医師) 「彼らは彼らで役人の中で持ってきたものがあると思う、そこにフィットするようにしなきゃならない」 (帝人担当者) 「適正な価格ではありながらも、やっぱり我々として利益が出るというのはしっかり主張すべきだと思う。それだけいい製品だと思ってますので」 (根本医師) 「運命共同体みたいなところがある。誰が崩れてもだめだし、誰かが崩れたら終わりだしというところがあって。そこがこの1枚の、たった1枚の布を世の中に届けるということが、どれだけ大変かということ。このチームワークがないとできない」
そして今、開発チームは新たにシンフォリウムを使った心臓の人工弁の開発を始めています。 (廉基君の母親) 「すごく忙しい方なんですよね、手術もしてそうやって開発もする。そういう先生がいてくれるおかげで未来が明るい」 根本医師が大切にしている言葉があります。 「本気でするから大抵のことはできる。本気でするから何でも面白い。本気でしているから誰かが助けてくれる」 (「かんさい情報ネットten.」2023年10月20日放送)
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