【若駒ピカイチ】リスグラシューの半弟ネブラディスク 初陣は3馬身差の完勝
◆ネブラディスク(24日、京都新馬、芝2000メートル)=栗・福永、牡、父ドゥラメンテ、母リリサイド、母の父アメリカンポスト 《戦評》五分のスタートから流れに乗って、先行集団の外めを伸び伸びと追走。4コーナーで楽な手応えのまま進出すると、直線入り口で先頭へ。追われてからの反応も良く、最後は2着を3馬身突き放す完勝で、初陣を飾った。 《血統》半姉に2019年春秋グランプリ制覇を果たすなどGⅠ4勝のリスグラシュー(父ハーツクライ)。近親にリリーズキャンドル(仏GⅠマルセルブサック賞)やロビンオブナヴァン(仏GⅠクリテリウムドサンクルー)といった活躍馬もいる、活気ある牝系。成長力に富むのも魅力のひとつ。 《将来性》岩田望騎手は「注目されていた馬ですし、力を信じて乗りました。早めに先頭に立つ形になりましたが、強い内容でした」と評価。頭の高い走法などまだまだ粗削りながらも、初戦を快勝。スケールは大きく、どう成長していくかも含め先々まで楽しみだ。(山口大輝)